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重い喘息、しかし交通費が…

生活保護を受けておられる独り暮らしの女性から相談をうけました。
年末から正月にかけて、持病の重い喘息に苦しんで呼吸困難になったため、やむを得ず、医療機関を探しまわったのだそうです。
交通費は自分で負担をしました。
しかし、生活がやっていけません。
後日、福祉事務所へ足を運び、「通院移送費」の相談をしました。
役所は「年末のやむを得ない事情を考慮し、検討する」ようです。
生活保護費が実質下がり続けています。
福祉パスも敬老パスも近年、有料化されたことは、保護受給者の生活を圧迫しています。

消費税増税について


「店を止めたいけれど、常連客のみなさんがいるので、後を継いでくれる人が出てきてくれれ場いいのですが、消費税増税で一層厳しくなるし…」(垂水駅近くのスナック経営者)
「生活保護受けていますが、苦しいです。消費税は絶対にこれ以上上げてほしくない」(通りすがりの女性)。
訪問先や街頭で対話していると、消費税増税への不安の声をよくお聞きします。
総選挙で多数の議席を確保したとはいえ、3割程度の得票率にとどまり、しかも議席数を減らした自民党。
決して国民は消費税増税を認めたわけではありません。
政府は国民の意見と生活の実態に向き合うべきです。
10%への引き上げを決まったことのように扱うべきでないことは明らかです。

演説

今朝とお昼にふじたにさん、今井さんたちと垂水駅前で、夕方は舞子駅で独りで街頭宣伝をしました。
「自民党を倒してください」
「正規雇用を増やしてほしいです」
「議員の給料高すぎるんとちゃうかな」
「また、地域のラジオ体操に来てね!」
激励していただきました。
総選挙後にいつも語っているのは、議席を大幅に増やしたことへの責任の重さ、国政と共に地方政治でも力関係を変え、躍進を実現する決意、生活相談などこれからも地道に一生懸命頑張ることです。
◇ ◇ ◇
午後に西舞子の安武ひろこさん(元参議院議員)宅を訪ねました。
「1970年代に躍進した頃と全く違い、憲法改悪の動きを強めていますね。安倍政権は総選挙中には隠していましたが。共産党はこの危ない動きへの批判の受け皿になりました。これからが本当に戦いの正念場ですよ」
春の地方政治をめぐる攻防にも関わってくることだなと思いました。
◇ ◇ ◇
演説は命。
激励して戴きました。
「演説から人柄が伝わってきます。市民の目線に立って、自身が感動したことを語ってほしいです」。

今回の選挙

今日で選挙は一通り終了し、いよいよあすは投票日。
窓の開いた宣伝カーの中は、突き刺すような冷気に呑み込まれてしまうようで、時おり気分が悪くなるほど。
まさに冬の戦いでした。
マスコミの世論調査では、近年にない好予想になっていますが、最後の最後までの頑張りがあるかないかで、明暗というものは分かれるもの。
ただ、今回良かったことは、共産党への期待の広がりが非常に大きくなっていることでした。
また、私の妻など、身内がよく頑張ってくれたことで、その実感を強く感じることができました。
とても心強かったです。

秘密保護法が施行されるなかでの選挙

昨日から秘密保護法が施行されることになりました。

行政機関が保有する情報を、行政機関の長が広く秘密指定し、情報を漏らした公務員や民間人に対し、最高10年の懲役を課す、希代の悪法です。

昨年末に圧倒的国民の批判を無視して、安倍政権が強行しました。

この動きは、憲法9条を壊して集団的自衛権行使容認をねらう「海外へ戦争する国」づくりと一体です。

いま学生、知識人、マスコミ関係者を始め、廃止を求める抗議運動が広がりを増してきていますが、政権政党と国民との矛盾がここまで鮮明になり、一点共闘の輪が広がる中での戦われる選挙戦は、私にとっては初めてのできごとでもあります。

日本共産党は、解散前に秘密保護法廃止法案を提出して戦いました。この局面で一番語らなければならないことなのかも知れません。

最近の日本共産党の実績

昨年の参議院選挙で躍進した日本共産党は、働くものの味方の党として貴重な成果をつくっています。

たとえば…①保育所整備のために、公務員宿舎跡地などの国有地を積極的に活用する。全国で51箇所が対象になる。

②ブラック企業規制法案を提出。法案は成立していないが、厚生労働省が動き出す。集中的な実態調査の実施、離職率の公表、求人票の虚偽記載に対する監督・指導の実施。

③ブラックバイトについて、文部科学省が各大学、専門学校、高専、教育委員会などに事務連絡文書を送付。各都道府県の労働局が相談窓口に。

④先の臨時国会で、「生涯ハケン」「残業代ゼロ」に道を開く労働者派遣法の改悪法案を審議未了・廃案に追い込む。

といった成果をあげてきています。

衆議院でも議席を増やせば、さらに大きな力を発揮できることはまちがいありません。

国の政治を動かすたしかな力をもっています。

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