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今日は質問日でした

今、決算特別委員会の真っ最中。

今日は私の質問日。

みなと総局に対して40分間の持ち時間で3問質疑しました。

項目は、

ポートアイランド・六甲アイランドも含めた神戸港全体の津波・防災対策。

オールドタウン化されたニュータウンの活性化策。

二次破たんの危険がある海上アクセスの運行について。

いずれも当局と立場が対立するので、良い答弁は返ってきません。

今回から神戸市議会でも、インターネット中継が行われるようになりました。

私の悪い癖ですが、たぶん、早口で喋ってしまったかと思います(××;)

つい興奮して、そうなってしまうのです。選挙に始めて出たころなんかは演説が早口になり、周囲からよく指摘を受けたものでした。

自分の質問ってあまり再生して視ようとは思えないなあ…

性同一性障害(GID)と向き合って生きている人と出遭う

 先週、垂水区日本共産党生活相談所に、私と同世代のPさんが訪ねてきました。

長年の間、性同一性障害(GID)で悩み続けたこられたようでした。

 先日、厚生労働省はGIDと診断された人が、戸籍と異なる希望の性別を国民健康保険証に表記することを希望しても、「戸籍以外の性別表記は認めない」旨、各自治体に通知してきました。

「裏面に戸籍と異なる性別を記載しても医療機関が気付かない」ことが理由のようです。

Pさんは、女性として暮らしていきたいと願っており、ホルモン治療も受け続けています。

現在の保険証には「男」と標記。

 今日、私はPさんと神戸市保健福祉局国民年金医療課へ、希望通りの性別表記を求めにいきました。

担当係長は、「国保証の表面の性別欄を空白にし、裏面に戸籍上の性別を記載することにします」と回答。

しかし、「男」と記載しなければそれでいいというものではありません。

Pさんは「医療機関に掛かれば、必ず性別を訊かれるだろうし、医療に掛かりづらくなるのです。…私のような者は世間では少数派です。これは人権にかかわる問題だと思うんです」と切々と訴えました。

性別欄が”空白”ならば、男でも女でもないことになる。じゃあいったい何なのか…。

GIDの方は、全国に少なくとも7000人以上はおられるとのことです。

私が、「市内にGIDの方は市内にどれくらいいるのですか?」と訊ねると、驚いたことに係長は、「神戸市としてはPさんのようなケースは初めてで、市内に何人いるのかまで把握していません。相談にも御越しにならないですし…」。

相談できずに悩んでらっしゃる方が、市内にはたくさんおられるのではないかと思います。

就職も不利です。

未成年の子どもがいるPさんの場合、戸籍上の変更も認められません。

結局、要望は認められず、「兵庫県を通じて、Pさんの願いを厚労省にお伝えします」との回答にとどまりました。

 日本共産党は、「一人ひとりの人間の性的志向や性自認(心の性)は、実に多種多様」と考え、「性別や性自認、性的指向を理由とした、就労や住宅入居などのあらゆる差別をなくし、生き方の多様性を認め合える社会」をつくります。

そして、「未成年の子どもがいても性別の変更が可能となるよう、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」第3条の改正を要求してきました(2010年参議院選挙公約)。

私はPさんに出会うまで、GIDについて全く無知でしたが、社会を見る視野が少し広がり、大切な宿題が一つ増えたと感じています。

とにもかくにも市内には同じ苦しみを持って暮らしている方がもっとおられるはずです!

「サンクス塩屋店」の開店に先立って

先日申し入れしたとおり、今日、10月4日に開店予定の「サークルKサンクス塩屋店」の説明会を開いてもらいました。

地域住民のみなさんから積極的な意見や要望が出されました。

参加は30名近く。

小さな集会室には若い子育て世代も高齢者も「出店に反対しているわけではない。

青少年の健全育成、交通安全に責任を持ってほしい」と会社側の提示した図面を参照しつつ、歩道や駐車場のスペースについてまた、警備体制や学校登下校時・深夜の営業に対する不安や対案などが続々と出されました。

近隣の小中学校側も心配しています。

会社側の担当者は誠実に話を受けとめているようでしたが、それでもやはり、費用負担は支店のオーナーまかせの姿勢。

私からは、「防犯カメラや警備の体制などコストがかかることを支店の負担だけで本当にできるとは思えない。

本社として責任を持ってほしい」と強く要望しました。

開店までに再度、説明会を開いてもらうことにしました。

それにしても、コンビニ開店前の説明会は今回、私達が自主的に交渉して実現したものであり、義務づけがないのもどうかと思います。

市会の出張記録④

福岡市は03年に「ロボット実証実験特区」に認定され、”ロボットに出会うまちをめざす”そうです。

TNC放送会館内(ヤフードームの近くにある)にあるロボットスクエアで、福岡市経済観光文化局から説明を受けました。

ロボット関連の企業支援として工作機械の貸し出しやベンチャー工房の貸し出しを行っているが、手を挙げる地元企業は少ないとのこと。

来年度から指定管理者制度に以降、現在募集にかけているとか…。必ずしもうまくいっていないようです。

写真は、あざらし型のロボット。

本物の生き物のようで、いやし効果があり、介護施設で利用されているところもあります。

値段(35万円)を聞いてびっくりしましたが…。

市会の出張記録③

福岡では、「アジアビジネスセンター」というところを訪問しました(9月5日)。

中小企業の海外展開支援をおこないます。

福岡県と地元経済団体や金融機関、商社等で構成する「福岡県中小企業海外展開支援協議会」が運営主体。

今年1月に開設されたばかりです。

設立の背景は、「国内経済の拡大が望めない中…経済の基盤を支える中小企業のアジア展開が不可欠」とすること。

結局、国内経済が消費の冷え込み中小企業・業者の営業が苦境に陥っていることの反映です。

同センターに商談する企業も国内と地元の経済が元気になることを望むでしょう。

まして消費税増税など論外です。

市会の出張記録②

2日目は長崎港を視察。松が枝地区に向かいました。

外国大型客船を積極的に誘致して、クルーズ客船用岸壁を2バースに延伸する計画です。

写真は750人級の客船ですが、3000人以上級の客船に対応させるとのことです。

「長崎市外国人観光客実態調査業務成果報告書(財団法人ながさき地域政策研究所)」というアンケート調査によると、長崎に来て最も強く印象に残ったのは、「原爆資料館」「グラバー邸」「稲佐山」などが高いという結果がでています。

九州では博多港、鹿児島港、那覇港と競合しあっています。

外港クルーズの長崎港への寄港数は2006年度の52隻をピークに伸び悩んでいます。

今年度は過去最高の69隻を見込んでいます。

かなり強気のようですが果たして大丈夫なのか…。