今日は、毎年恒例の「新春のつどい」の日。レバンテ大ホールでおこなう共産党後援会主催の文化的行事です。今年はいつもと違って、プロによるアコーディオンとピアノの演奏が入り、盛り上がりました。シャンソンや歌謡曲の演奏が披露され、舞台と客席との一体感を覚えました。記念講演は、宮本岳志衆議院議員が。迫力のある国会報告でした。つどいの準備ために力を尽くされたスタッフの方々は、たいへん苦労されたことだろうと思います。観るものにとっては、たいへん楽しい企画でした。そして初めて共産党の議員の演説を聴いたという人が、何人も来られていたようです。ところで、今回の”主役”は─私も話す時間を与えられましたが、今回ほどやりにくく、周囲の視線が気なったことはありませんでした。言葉を選び、演説原稿に頼りきり…後で気まずい思いだけが残ってしまいました。私が訴えようとしたことは、日本共産党の存在価値と、春先にかける私自身の決意。客席には、右脳で演説を聴く人もいれば、左脳で演説を聴く人もいる。それぞれの聴き手には感情がある。そんななかで演台と客席とが一体になるような演説を─そうできれば、いいに越したことはありませんが…過去40年来なかった、特別なシチュエーションを乗り越えることは、現時点での私にはかなり難しいことです。これも、自身の人生の一局面として”大局的”にとらえておきたいと思います。
ホール全体を暗くしていますが、演台から見える客席は、結構明るく、お集まりのみなさんの顔の表情もよくわかります。