今年、2025年は阪神・淡路大震災から30年、東日本大震災から14年、そして能登半島地震からちょうど1年になります。
昨年の6月に奥能登地方を訪ね支援に参加しました。
仮設住宅を訪問しました。
生業として漁業、海女業を長年営んで来ている方達が壊滅状態からの一日も早い再開を心から求めていること、当面の生活に不安を滲ませ、役所に通い続けている様子を伺いました。
写真の通り、輪島市役所玄関の損壊も痛々しかったです。
市職員も少なからず被災されているとお聞きしました。「高い高齢化率と人口減少」等々を理由に職員を約3割削減したと。
全く不十分な公的支援で「しんぶん赤旗」によると、判定が厳しく仮設住宅に入居できずに壊れた状態の自宅で年を越すしかない方もおられると…。
9月21日の集中豪雨災害で住民による復興と生活再建の努力が押し流され、一層深刻な状況に。
「なんで、こんなに遅れているのですか?」とこちらの方から質問を受けることもあります。
昨秋の衆院選後の臨時国会で可決した補正予算では、軍事費が8268億円に対し、能登の復旧・復興のための予算は、その約3分の1に過ぎない!
冷酷な政治からの転換が強く求められています。