昨日の「新春の集い」には、妻と義母、伯母を半ば強引(?)に誘ってしまったので、夕方、御礼も兼ねて、いっしょにファミリーレストランへ食事をしにいったんです(^^)行った感想を聞いたら、伯母が、「昔、共産党に興味がなかったころ、自民党の代議士の演説会に行ったことがあるけれど、演説会なんてそれ以来だわ。宮本岳志さんって、迫力があってよかったね!」と満足げでした(^^)「あんた、原稿を読んでいたでしょ?」─私の演説についても、少しばかり忠告され、初めて参加する人からの新鮮な感想を訊けてよかったなと思いました。おまけに、私がどういういきさつで共産党員になったのかまで尋ねられ、話に花が咲きました。どうでもいい話ですが、私は、大学2年生のときに、大阪の民青同盟の事務所で宮本岳志さんから入党を勧められたことがあります。それが、私にとって初めての日本共産党との出会いではなかったかと思います(まあ、いきなりの勧誘だったので、そのときは断りましたが…)。人の人生、どこでどんな出会いがあるか、わからないもの。私の場合、青年時代に共産党との出会いがあったことで、自分なりに元気に前向きに生きる術を発見できるようになったんだと思います。ファミレスへいっしょに誘った妻の姪のユメちゃんという高校2年生が、「私、進路について考え直した。スポーツ選手にあこがれているけれど、自分には体力がないからあきらめた。専門学校に行きたかったけれど、やっぱり働くしかないな…」まだ17歳にもなっていないのに、自分の可能性をそんなに決め付けるか!?私が「お金のこと心配しとるんとちゃうか?」と訊くと、彼女は、何も答えませんでした。なにものかが彼女を”現実”と向き合わせ、自身の夢をあきらめさせているようで、とてもさびしい気がしました。「僕なんか、4年ごとに仕事変わってるで!この歳になって、いまだに自分に何が向いているのかなんて、決め付けられへんわ」と言うと、「(ユメちゃんは)ああ、そうなんや」と、少し表情を綻ばせました。今日の昼間の会議で、ある同志からの青年・学生問題についての報告と発言を聴きながら昨日のことを思い出し、考えを深めさせられました。若干10代の子に、個性や能力を決めつけさせ、今後の人生について断定づける─若者たちの心を、社会はじわじわと深く傷つけているのだと。