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4年ぶりの委員会

 今日は、建設水道委員会(市会常任委員会)の日でした。所管局は文字通り建設局と水道局。質問をすること自体、4年ぶりであり、私にとっては”メモリアルデー”でした(^^)久しぶりだからと言って、とくにあがることもなく、また、感が狂うとか、ブランクを感じるとか言うこともなく、適度な緊張感を愉しみながらの委員会質問だったと思います。請願も陳情も掛かってなかったので、当局からの「事業概要」の聴取の後に質問。水道局に対しては、東日本大震災の教訓を水道局としてどう受けとめるのかについて質しました。昨日の総務財政委員会では、原子力発電に依存しないエネルギー政策への転換を訴える陳情が市民から出され、福井の原発から半径20キロ圏内の琵琶湖が放射能汚染された場合、水道水が利用できなくなることにも触れておられました。全く同感ですし、市民の代表的な気持ちだと思います。神戸市が災害に強い街づくりの一環として、巨費を投じて建設中の大容量送水管(私たちは不要不急の無駄遣いと考えている公共工事ですが)でさえ、貯留能力を調べてみたところ、計画通り工事を完了させても、せいぜい7日分の水道水を市民に供給できるだけです。ハード面をいくら整備しても、フクシマのような事態になれば水道事業そのものが成り立たなくなってしまいます。答弁を聴いていて、今回の震災から深く教訓を汲み取った事業計画にはなっていないなと感じました。