市川市役所ではコミュニティバス事業(わくわくバス)についてお聞きしました。
同市にはもともと市バスがなかったらしく、通常の路線バスはすべて民間。
住民要求がきっかけで、市川市と市民、バス事業者の協働で市内の2つのエリアを走らせています。
坂道は決して多くはなく、「鉄道駅から1km、バス停から300m以上離れた地域」を交通不便地と位置づけています。
明確にしている点は良いことだと思いました。
神戸市にはそういった指定も具体策もありません。
わくわくバスは比較的安価な運賃であり、年々利用客数が増えています。
しかし、「市の財政負担(一般会計からの持ち出し)が大きい」との理由で値上げを検討しているとか。
値上げがかえって利用客数に影響しないか、今後、アンケートを行って、あり方を検討していくようです。