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水道水ができるまで(実地視察)

今日は阪神水道企業団の施設見学の日でした(大道取水場→猪名川浄水場→甲東ポンプ場→甲山調整池)。

神戸市役所から約30キロメートル離れたところにある大道取水場(大阪市東淀川区)。

淀川から取水した原水を、ポンプによる圧送によって猪名川浄水場まで送水します。

猪名川浄水場(尼崎市)ではきれいな水になる工程を見学しました。

同敷地内の水質試験場で50項目の水質基準に基づく検査がおこなわれています。

琵琶湖・淀川から各家庭にいたる工程にさまざまな分野の職員がたずさわり、高度な技術によって、安全でおいしい水を安定供給。

水道水はまさに労働の結晶だなと思いました。

「放射線物質検査室」にあるゲルマニウム測定器です。重さ1.4トンで、2300万円かかったそうです。

平成24年度から毎月1回、水道水や原水の放射性セシウム・放射性要素の調査をおこなっていますが、「不検出」で問題はありません。

職員の方は、「ここで4市240万市民の水の安全を守っているんです」と語っておられました。

原発再稼動なんて論外です。