ブログ

沖縄新基地問題で神戸市議会に陳情が寄せられる

今日の総務財政委員会に、垂水区在住の方から「沖縄県の民意を尊重するよう国に要請する意見書提出を求める陳情」が提出されました。

先の知事選挙の結果を無視して新基地建設を「粛々とすすめる」とする安倍内閣の態度は、おおよそ民主主義の国を司る資格が根本から問われる暴挙だと思います。

提出された方は、口頭陳述で「我が身に置き換えて考えてください」と訴えられましたが、全くその通りだと思いました。

共産党の私はもちろん採択を主張。

自民党議員団は「基地問題の唯一の解決法は辺野古移設だ」なる理由で不採択に。

他の会派は…

「県民の総意は結果として表れたが、これは国の専管事項」

「心情的には理解できるが難しい判断だ」

「政権時(鳩山内閣)にたいへん御迷惑をかけた」

「北方領土問題と同様に歴史を改めて見直すべき」などと言って、「打ちきり」と。

結果は「結論を出さず、審査打ちきり」に。

与党議員ばかりの委員会で、不採択にならなかったのは、沖縄県民の戦いの反映だと思います。

全国では、意見書を上げる地方議会も出てくることでしょう。

総選挙で勝利して安倍内閣に痛打をあたえることが益々求められています。