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重税反対集会でスピーチ

重税反対全国統一行動・垂水集会で私がスピーチした内容です。
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集会にお集まりの皆さん、おはようございます。
日本共産党神戸市議会議員の赤田かつのりです。
本日は今井正子市議とともに参加をさせていただきました。
今日で東日本大震災からちょうど5年になりますが、私たちも21年前に震災を経験しました。
新聞やテレビなどでご存じだと思いますが、当時家が全壊し、公営住宅が足りなかったなかで、「借り上げ住宅」という神戸の市営住宅に住んでおられる皆さんが、神戸市役所から執拗に追い出しまがいの転居を強要され、今、兵庫区の3件の方が、市長の権限で提訴されています。
まさに見せしめの行為であり、久元神戸市政の非情な本質が集中的に表れていると言えます。
わが党の金田峰生元県会議員と地元市議が先日、借り上げ住宅の方宅に激励に足を運びました。
さて、再稼働された福井県の高浜原発に、大津の地方裁判所が「運転差し止め」と審判を下しました。
現在稼働中の原発にそのような判決を下したことは初めてであり、画期的なことです。金田峰生元県会議員は福島第一原発事故の被災地への支援・ボランティア活動を精力的にこなしつつ、この神戸市内でも頑張っています。
いま、人間の命と尊厳を大事にする政治家こそ必要です。
ところで今年はいつもと違う情勢のもとでの重税反対集会と言えるのではないでしょうか。
と言いますのは、私たち日本共産党を含む5つの野党で一緒に頑張ることが増えたからです。安倍内閣の政治がいかに酷いかは、申すまでもございません。
しかし先日、5党で介護職の人たちへの賃上げ法案を共同提出し、堀内照文衆議院議員が国会で質疑をしました。
まじめに働き暮らす人たちのことを考えた法案の審議が国会で行われているのです。
また戦争法廃止法案を共同提出し、夏の参議院選挙で「立憲主義回復・戦争法廃止」を共通の目標にして5野党でスクラムを組んで安倍政権や「おおさか維新」といった補完勢力と戦えることはこれまで歴史上なかったことです。
いま、いろんな分野で同じ要求を持つ者同士がいっしょに戦う動きが広がってきています。
「保育所を増やしてください」と、若い人たちが国会まで来て運動すること、高校生までが平和運動で頑張ることも、昨年の今頃は考えられなかったことです。 
 一見不可能に見える巨大な権力が相手であっても、私たち国民の力で動かすことができます。
だから「2000万署名」は大事です。
一人一人の力は決して大きくはない。
しかし、みんなで力を合わせれば、巨大なエネルギーに変化し、政治を前へ動かすことができます。
今日を機に、戦争法廃止、立憲主義回復、そして重税反対の運動を広げていきましょう!