ブログ

一般質問で、原発について市長に問う

  • 今日の関西電力の株主総会に先立ち、昨日の一般質問で私は久元市長に対し原発について質疑しました。
    先日、原子力規制委員会が高浜原発1・2号機(1974年運転開始)の運転期間の20年延長を認めました。
    国の判断は不当なことですが。
    ─「新聞各紙の世論調査結果では、どこでも5~6割が『原発は再稼働するべきではない』となっています。この結果を踏まえて、市長は株主総会で発言するべきではないですか?」
    ─「世論調査を住民投票や国民投票に反映するなら、『再稼働反対』の方が多くなるであろうが、イギリスのEU離脱の判断がそうであるように、適切な判断になるとは言えない」
    ─「規制委員会が高浜原発1・2号機の再稼働を認めたことで、60年間の稼働を認めたことになる。とても危険だという認識はないのか?」
    ─「原発は専門的見地が必要だ。専門家が判断するべきこと」
    いつもながら、電気料金引き下げの主張をしても、原発の再稼働は事実上容認、さらに民意よりも安倍政権と企業側の立場に立つ市長の姿勢が露わな驚くべき答弁でした。