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阪神水道企業団議会からの視察

    今日は、阪神水道企業団の施設を視察しました。
    他都市(西宮市、芦屋市、宝塚市)の担当議員も参加し、共産党からは山本純二議員といっしょでした。

    午前中は大阪市東淀川区の大道取水場。
    1963(昭和38)年7月から稼働しています。
    施設能力は1日916900立方メートル。

    淀川の水(原水)は油が含まれたりしています。

    写真は猪名川浄水場への導水ポンプです。
    取水口から流入した原水をポンプ圧送で猪名川浄水場へ送ります。

    写真は淡水魚のタナゴ。
    透明で、わかりにくいですが。
    毒劇物(農薬など)の流入を検知するため、水槽に飼われています。
    10匹のタナゴが異常時に暴れだします。
    そんなことはめったにないそうですが。
    施設を管理する職員は民間に委託していると。
    職員数は教えてもらえませでした(^^;)

    ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

    午後は尼崎浄水場へ。
    ここは、2001(平成13)年4月から稼働しています。
    ここで原水を浄水にします。
    中央管理室で施設全体を監視操作をしますが、そこの職員は企業団の職員ではなく、民間企業に委託しています。
    12時間2交替と聞きましたが…。
    浄水場からポンプ圧送で西宮、甲東ポンプ場へ送ります。
    施設能力は1日373000立方メートル。

    オゾン接触槽(発生器)3台が稼働し、飲める水にしていきます。
    24時間・365日稼働し続けています。
    こどもたちの施設見学でもよく紹介される機器です。

    出来上がった水をおいしくいただきました。
    それぞれの工程で、専門職員による管理(労働)と大規模で高性能な機器(生産財)を経由してわたしたちのところに水道水が届くのですね(^^)
    まさに、商品、労働生産物!