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再生可能エネルギーで地域好循環~岡山県真庭市を視察

    共産党市議団から2月8日に岡山県真庭市を視察しました。
    県北部・鳥取県と接する人口約47000人の町です。
    この町が全国的に有名になっています。
    もともと林業が盛んです。
    しかし林業そのものは、外材の大量輸入で苦境に立たされ続けています。
    写真は、木の根元や先端部分などの未利用木材の山。
    これがバイオマス資源として活用されるのです。

    ◇   ◇   ◇   ◇   ◇


    発電所を見学しました。

    制御室の様子。

    本格的です。

    真庭市と地元を中心とする林業・木材産業業者で会社を設立し、他社に電力を買ってもらっています。今まで利用価値がなかった木材の切れっぱしに価値が生まれ、林業の活性化につながっています。

    市役所の敷地内に、バケツをもって汲み取りに来る人の姿が。
    生ごみ・し尿・浄化槽汚泥を混ぜて作った「バイオ液肥」です。
    特段、においは感じませんでした。

    水稲などの農業に利用されます。

    無料です。

    真庭市は2014年にバイオマス産業都市の認定を受けました。
    林業・バイオマス産業課を設置しています。
    自給自足で資源を調達。
    バイオマスを通じて様々な産業が連携しあい、住民の暮らし向上に。
    若い人が大都市から生まれ故郷に帰って来て定住してます。
    とても魅力的で参考になりました。