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日本航空の不当な「整理解雇」に思う

日本航空は働く労働者に「整理解雇」をする通告を出しています。「しんぶん赤旗」は、それに立ち向かう労働者の戦いを連日報道しています。パイロットや客室乗務員を一方的に解雇して、次々に人員削減を図る企てですが、いくら民間企業だからといっても、会社の利潤追求のために、人をモノのように使い捨てにするやり方は、社会的に非難されてしかるべきです。空の安全に責任を持つ現場の労働者が減っていく─残された人たちがいっそう超過密スケジュールの労働を強いられるとするならば、もしものことが起こって取り返しのつかない事態になりかねません。私が高校3年生のときに日航ジャンボ機墜落事故が起こりました。2年以上前のことですが、御巣鷹山の惨状を世間は忘れていないと思います。私も当時、「グラフこんにちは」という雑誌でたいへん大きな衝撃を受けました。日本航空が人の命を預るという社会的責任を放棄することは絶対に許されないことです。また、目先の利益のために簡単に労働者を解雇する動きを社会は許してならないと思います。