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生活相談

垂水区生活相談所は、本日が今年初めての開設日。

私も、午前中に神戸市役所前で共産党議員団主催の街頭宣伝などを終えた後、地元に戻ってさっそく、今年初めての相談活動を開始しました。

子どもの教育相談、労働相談、雇用不安など40代、50代の方々からの相談でした。

ある40代の身体障害者のご夫婦は、3人の子どもを抱え、現在は無職・無収入。

家賃は滞納、高校生のお子さんは、中途退学を余儀なくされる。

ご主人は、力仕事で、体を壊してしまい、寝たきりの生活、奥さんは脳性まひのハンデを負いながらも、職業訓練校に通い、再就職のチャンスをうかがいながらも、全く仕事が見つからない、しかも、「3ヶ月も風邪を子どもたちが引いていますが、医者に行かせられないのがとても辛いです。一番下の子は、喘息を患っているんです」。

今日、福祉事務所に同行し、保護の申請を受理されて医療券が支給されることになったようですが…。

本当なら、仕事がしたい、しかしやむにやまれず、生活保護を受けざるをえない。そういうご家庭が本当に増えてきているなと実感します。

「生活保護を受けている人は、楽をしている」という人が少なからずいますが、私はそんな方に出会ったことは、いまだかつてありません。