10日~11日にかけて、市会議員団で、行政視察に行ってきました。
初日はさいたま市。
中学校給食の実施状況について調べに行きました。
当市では、「総合振興計画」で、平成25年度を目標年次に、全ての中学校において単独校調理場を設置することにしています。
センター方式を採用しない利点として~
①各学校の特色を生かした給食の実施が可能になる
②きめ細かな食の指導が可能
③配送時間が不用なため、調理後喫食までの時間を短くし、適温での喫食が可能になり、食中毒発生のリスクが低減される
ことをあげておられました。
もともと中学校はセンター調理場でしたが、市内すべて単独調理場に変えていくのです。一般会計規模は4000億円を少し超えたくらいなので神戸市に比べれば、6割程度。
財政的には苦労もあるようですが、食育を推進する観点から、また、歴史的にも“中学校給食は当たり前”でおこなわれてきただけに、神戸市のいまだに実施されていないことが、異常に思えてきます。
神戸市の多くの小学校では、単独調理場です。
いまさらセンター方式の調理場に再編する必要はありません。
すべての小中学校で、自校方式で給食をおこなうべきです。