多くの被災者が、避難所や仮設住宅を転々とした後、やっとの思いで「終の棲家」として入居した震災被災者を借上げ住宅から追い出そうとするのは許せない行為です。
入居者の命にかかわる問題です。阪神・淡路大震災の被災者が住む「借上げ住宅」に居住されている皆さんは、転居を迫られることに対し、不安を感じています。
垂水区内にも、約100世帯あり、兵庫県がUR賃貸住宅から借上げた住宅に暮らしておられます(多聞台・明舞団地を中心に住んでおられます)。
住み慣れた地域でのコミュニティーを守ることは自治体の責任です。
17年前の震災当時でも高齢であった入居は、かなり高齢になっています。引っ越しは、若い世代でも骨の折れることです。住み慣れた住まいでこれからも暮らしていけるように保障するべきです。