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生活保護は国民の権利。年金や賃金などが低すぎることこそ問題。

先日、ある60歳の男性から私のところに一通の手紙が届きました。

「生活保護の申請を丁寧に支援していただき、おかげさまで、なんとかやっていけることとなりました。身より頼りがなく、年もとっており、健康に不安もあって生きる希望を失いかけていましたが、これで生きる勇気がわいてきました。仕事はなかなか見つかりませんが、ハローワークに通っています。赤田さんの対応の早さ、共産党さんの地域に対する細やかな視線など、機会があるごとに知人に話していき、少しでも気持ちの上で恩返しができたらなと考えています。ありがとうございました。」

うれしい手紙でした。世間では、不正受給等がまかり通っているとして、保護受給者を一律に批判する意見があります。しかし、私は、これまでそんな人に出会ったことはありません。また、事前の生活相談の段階でおかしいと感じたら、厳しく指摘します。それが、当然だと思います。

生活保護は国民の生存権行使の権利であり、年金や賃金などが生活保護基準以下の暮らしを余儀なくされている人たちがあまりにも多いこと自体が大問題だ思います。不正受給は腹立たしいことですが、一部の者による行為を理由に、生活保護制度をよりいっそう改悪することは絶対に許せません。