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垂水区医師会総会に出席

久しぶりにブログを更新します。最近、発熱が続いてちょっと体調を崩しており、書く気になれませんでしたので…。

今日、垂水区医師会主催の総会・懇親会(舞子ビラにて)に出席しました。私にとっては初めての機会であり、“医師会”となると、ちょっと身構えてしまいがちなのですが、地元の共産党の代表として、貴重な機会を与えていただいたと思って出席しました。

総会の冒頭挨拶では、県・市の医師会会長がTPPと県立こども病院の移転問題について発言。

「こども病院の移転は昨年の震災で石巻市立病院が壊滅的打撃を受けたように、ポーアイへの移転は絶対にいけないと切々に感じている。議員の先生方に考えていただきたい」TPP参加によって、アメリカは国民皆保険制度に手をつけるのではないか?米韓FTAの状況を見ればわかるように、自由診療がまかり通っている。子ども病院は狭いので、移転には賛成だが、ポーアイには反対だ!地元の医師会の考えを理解していただきたい。」

「われわれの意思を汲んで協力してほしい」などと、次々に先生方が訴えられました。

議員からの挨拶の機会も与えられましたが、他党はこの2つの問題で、推進の立場なので、自分の順番が回ってくるのをとても嫌がっており、「政権とるまではTPP反対っていえるわ…」「個人的にはこども病院については…」などと、決まり悪そうでした。

私は「TPP参加は国の形を変えてしまい、医療も雇用も福祉も農業もどれも破壊される。こども病院のポーアイ移転はなんとしても阻止の立場です。一点共闘で医師会の皆さんの願いに応える決意です」と語り、拍手をいただきました。

個々の先生方との懇談でも、貴重なご意見をいただき、「共産党さんに政権をとってもらっては困るが…もっと存在価値を高めてほしい」「TPPとこども病院、で明確に反対していただいてとてもうれしいです」などと言ってくださいました。

がんばらねば!と逆に元気をいただけた懇親会でした。

写真は、兵庫県がこども病院を移設しようとしている場所です(新中央市民病院の東側)。現在は美しい公園です。こんなところに、移転させて喜ぶ市民がいったいどれだけいるのでしょうか。