今日、質問準備のために登庁していたのですが、休憩の時間、市役所1号館の市民ギャラリーで広島と長崎の被爆写真などの展示がおこなわれていたので覗いてみることにしました。
戦前の広島市地図や第五福竜丸の写真、被爆した当時の生々しい写真、核兵器廃絶や脱原発を願うメッセージ、それに中学生動員学徒の山積みされる死体、負傷者をうちわであおぐ兵士、死んだ母親にすがりつくこどもなどを描いた水彩画…どれも迫力があり、被爆の恐ろしさを精魂こめて後世に伝えきろうとする魂を感じました。
一番印象的だったのは、「原爆の子の像」のモデルで12歳で亡くなった佐々木禎子さんの生涯についての資料でした。
もし原爆がなければ、まだ、70歳手前で元気に現代社会で活躍していたかもしれません。
最後まで希望を失わず、病に怯むことなく一生懸命に生き抜いたこの女性に心打たれるものがありました。
また、広島・長崎に行かなければという思いにさせられました。