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開発の土砂で池の水が濁った~寒風池

最近、垂水区では北部の開発が進んでいます。

UR都市機構が旧ゴルフ場跡地に宅地造成した「ガーデンシティ舞多聞てらいけプロジェクト」の広告宣伝が垂水駅構内の看板などで目立つようになりました。

この春でほぼ完成です。

実は、舞多聞地区の南側に寒風池(かんぷういけ)という大きな池があります。

ここがいま、URの工事によって土砂が南下し、池の水面が泥水で覆われて茶色く濁った状態になっています。

先日私のところへ心配のあまり、地域の方から相談と要望が寄せられました。

私はさっそく、UR神戸西事務所や神戸市都市計画総局等の担当者と連絡をとりました。

泥水防止を要求しています。

このままでは、工事が終了しても泥水の寒風池への流入は完全にはなくなりません。

神陵台8・9丁目をはじめ、住民のみなさんがオシドリや水鳥が生息する貴重な地域資源として親しんできた財産区の池です。

舞多聞の事業費(学園南地区土地区画整理事業・総事業費212億円)には国・神戸市からの補助金が含まれています。

神戸市の2015年度予算案(都市計画総局)によると約4億5000万円。

税金で支援する神戸市がURに地域住民の声をしっかり届けているのか?

また、国民からの税金を利用して宅地造成工事をするURは被害を与えた責任を感じているのか…。