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長田高校の恩師を囲んで

私は38回生ですが、3年生のときに受け持っていただいたI先生が退官されるということで同窓会が催され、出席しました。

今から28年も前のことになりますが、懐かしいクラスメートと再会しても、そんなに長期間の隔たりを感じさせません。

3年10組の一員として、愉しいひとときを過ごすことができました。

I先生は長田に赴任されていた当時が自らの教育観の転機だったようで、「こどもたちからの要求や言い分をよく聴くことの大切さを悟ったのがこの時期だった」と述懐しておられました。

世間では長田といえば、「進学校」としての評価ですが、当時を振り返ってみて、結構個性的で人間味のある先生方による教育実践に恵まれていたのではないかと思います。

担任をしていただいた当時の先生よりも歳をくってしまいました。

自分の意見や考えを伝えたい処、相手の立場に身をおくことがとても大切だとつくづく思います。

2次会まで参加し、クラスメートと懐かしい話から今に至る苦労話まで交流することができました。

人生観や価値観、支持政党等々違いはいろいろあっても、同じ学校で学んだ者の一人として共通の時間をともに過ごすことができたことをうれしく思います。

主催された皆さまに対し、厚く御礼申し上げます。