「議員になって得たものは何ですか?」と尋ねられることがある。
最近は、「”出会い”ですね」と答えている。
たとえば、駅前で宣伝していると「私、お父さんと職場が同じだったんです。元気にしていますか?」
「声をかけていただいてありがとうございます。…」
「そうだったんですか…。また連絡させてください」
最近、漸く本当のことを話す気になれた。
長年住み続けてきた神戸市で、垂水区で培ってきた「財産」の一部を引き継いだようで、”出会い”に感謝したい。
「この前、ここで、あなたのビラを受け取った者です。乙木小学校、垂水東中学出身なんですねえ。うちの子もそうなんです!」
「ええ、もともとジェームス山出身ですから」
「あら、そうなの!!最近、友人から共産党支持を頼まれているけど、あなたのプロフィールを見てると、なんだか親しみが沸いてくるわ!!」
これって、たまたま好い人に出会っただけなのだろうか?
実は、こんなこともあった。
「自民党にも民主党にも裏切られて、いろいろ考えたけれど、今度は共産党と決めたんです!」(働き盛りの女性から)
「(市政報告ビラを受け取って)いい政策ですね。まだ、選挙権ないけど応援してます」(19歳の大学生から)などと声を掛けられることもある。
決して政治に無関心なのではない。
何が良いのか、何が正しいのか、模索をし続けている国民の息吹を街中で感じます。
そんな”出会い”から何を汲み取るべきか…
期待が信頼に結びつくような実践がますます大切になっているのではないかと。