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こんばんわ。遅い時間ですがお越しいただきまして有り難うございます。また、今回初めて日本共産党の演説会にお越しの方もおられます。本当に有り難うございます。最近垂水区では学園都市から垂水北部を経由する交通渋滞の問題がとても深刻になってきております。もともと、ここの開発には、これ以上緑を破壊するべきではないと、反対をしてきました。しかし、今となってはスクールゾーンの交通安全など放置出来ない、警察行政にも関わることでもあり、「ふじたに香恵子県会議員」誕生でともに責任を果たしていかなければなりません。
地方議員は市民にとって最も身近な政治家です。共産党市会議員団は現在9人。今度今井さんと私を含めて12人全員の当選を目指しています。では、なぜ、議員の数を増やさなければならないのでしょうか。私なりに3つの理由を述べたいと思います。
〔1〕安倍内閣の暴走を神戸から食い止めよう。
全国224の地方議会で集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する意見書案などが可決をされています。私はすべての市会各会派に申し入れ、神戸市議会からも意見書をあげていくこと提案しました。しかし、結果は賛成少数で否決。反対した自民・公明などは「従来の憲法解釈は変わらない」「専守防衛は維持される」などと。地球の裏側まででも、派兵して武力行使を認めておいて、何が「憲法解釈は変わらない」でしょうか。日本共産党の躍進で暴走政治に痛打を与えようではありませんか。
〔2〕黒字を作ったのなら市民福祉の向上に。
神戸市はエンタープライズゾーン条例を改定して、大企業を中心に固定資産税などの市税を最大10年間で9割も減免して、大企業誘致のための優遇策を行っています。しかし、1人も正規従業員を雇用しない企業、労働者派遣事業を行っている企業も認定しています。一方、市民には「なお厳しい財政事情で…」と我慢を強いる。では、実態はどうでしょうか。この3ヵ年、毎年約20億円の実質収支黒字です。自由に使える積立金である「財政調整基金」は110億円もたまってきています。これは、介護保険料の値上げ、公立保育所の廃止・民営化など、福祉削減の結果でもあります。この基金、いずれは使われます。私は市民に訴えたい。大いに福祉・くらしを良くするために声をあげていきましょう、と。
〔3〕住民運動と連携し市政を動かす
「子育て支援を強める」ことは重要な課題です。日本共産党は中学校給食の実現、保育所問題などに取り組んできました。少子化と言われますが、マンション建設が進む地域などでは、児童数が急増して教室などが不足し過密状態になっている学校があります。しかし、どこも長年にわたってプレハブ校舎での対応です。神戸市は校舎や学校を急いで新築していくべきです。こどもの医療費の中学校3年生までの無料化はもうちょっとのところまできています。最近、市会に提出された請願は不採択にならず、継続審査扱いになりました。市民の運動が市政を動かしています。日本共産党の躍進で、市民の声がもっと届く市議会にしていこうではありませんか。
私はいろいろな壁にぶつかりながらも皆様に支えられて来ました。私は垂水っ子です。幼馴染みなどからも激励を受けてきています。「困っている人をほっとけない」が私の政治心情です。これからもそういう議員として、最も身近な政治家として成長していきたい。時間はあまりありません。腹をくくって臨んでいます。貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。