ブログ
2015年2月5日
神戸空港
「神戸市が神戸空港の運営権売却へ向け、予算計上」というニュースが報じられました。
2006年の開港以来、1度も需要予測を上回ることなく、さらに、メインの航空会社であるスカイマークが民事再生法の適用を申請。
これまでも不足していた着陸料収入のあてもなくなって来ていると言えます。
阪神淡路大震災の直後、「空港よりも住宅を」の被災者、神戸市民からの声を完全に無視し、薔薇色の将来像を振りかざしていました。
開港当時、「関西三空港については一体運営が望ましい」と矢田前市長が語っていました(06年2月)。
もともといつまでも市営空港でやっていく気はなかったのでしょう。
約2000億円借金をして空港島の土地造成をしました。
仮に運営権が売却されても、借金は残ります。
返さなければいけません。
それならばこの際、神戸空港島の上物部分を今後どのように利活用するのか、空港の存廃も含めて、市民に真を問うべきです。