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あまりにも一方的な市立幼稚園の閉園計画

    「市立幼稚園の閉園時期について下記のとおり一部変更します」。

    25日付けで教育委員会から「激変緩和措置」として、同一区内で2つの幼稚園を同時閉園する東灘区・須磨区・垂水区については、「1園の閉園を1年間遅らせることにします」という報告が届きました。
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    ①29年度末閉園予定の須磨区の2園は名谷こすもす幼稚園を1年延期。
    ②30年度末閉園予定の東灘区はいずれか1園を翌年に。
    ③31年閉園予定の垂水区もいずれか1園を翌年に延期するとするものです。
    説明会で出された主な意見の一つが「あまりにも唐突過ぎる」でしたので、その反映であるにしても、閉園することに変わりありません。
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    私は本会議・代表質疑の再質問で、「それぞれに関係する皆さんは、公立幼稚園の素晴らしさを体感しており、存続を願っている。これは双方の関係者の間に対立と分断を持ち込むようなものだ。それも”閉園先にありき”であり、とんでもないことだ」と批判しました。
    閉園撤回を求めて、署名が計約20000筆集まっているようです。
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    これまで応対してきた当局役人は学校計画課長と係長まで。
    「組織として応対する」と、教育長は直接会って話を聴くとは言いません。
    怒りと悲しみを乗り越え、勇気を出して署名活動などに取り組む、戦う若いお母さんたちに会うのがよほど怖いのでしょうか。
    「丁寧に説明する」としながら、自信がないのでしょうか。
    聞く耳を持たずに一方的に進めるやり方は、どこかの国の内閣総理大臣と手法が同じです。