ブログ

中学校給食の旅~高崎市を視察

翌日、群馬県高崎市の高松中学校へ行きました。

同市は昭和62年から中学校給食を実施しており、しかも自校調理方式で市内のほとんどの学校でおこなわれているそうです。

合併して編入された地域の学校で、センター方式だった学校も順次、自校調理方式に以降しているとか!

私たちが昼・4時間目の終わりごろに正門をまたぐと、懐かしい給食のにおいがただよっていました(*^^*)♪

教育委員会の方は、「これが自校(方式)のいいところですよ!」と誇らしげに語っておられました。

印象的なのは栄養士さんの姿。

市内全校に栄養士を配置しており、ここの学校の若い栄養士さんも、教員、生産者、食材販売業者ともよく連携をとりながら、食育をすすめているようでした。

多忙な教員のみなさんも給食を大事な教育活動と受けとめ、栄養士さんと連携して教育実践に生かしているそうです。家庭からも生徒たちからも給食がたいへんよろこばれています。

かつて全国的に給食がセンター方式に移り変わる流れがあったころに、高崎市では、自校調理方式と中学校給食にこだわっていったそうです!

                      もちろん、その背後には市民の運動がありました。

中でも印象的だったのは、現場の栄養士さんが専門職として能力をいかんなく発揮していること、「給食が当たり前」だと、こどもたちや家庭からたいへんよろこばれ、栄養士さんも校長先生も、教育委員会のみなさんも、地元の食材をほとんど100%とりいれた自校給食に誇りをもっていることでした。

私は今日の市会・外郭団体に関する特別委員会で、神戸市体育協会と教育委員会に対し、地産地消の学校給食を求めるとともに、同市で学んだことも一部紹介させていただきました(^^)