今日は、阪神水道企業団議会の実地視察に参加してきました。
神戸市の水道の約74%は、琵琶湖・淀川から流れる原水を浄水処理して送られてきます。
阪神水道企業団は、琵琶湖を利用する神戸市と芦屋市・西宮市・尼崎市の4市で構成されます。
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写真は琵琶湖から約60㎞地点。
大阪市東淀川区の大道取水場。
オレンジ色の輪のようなものは、淀川の水に含まれる油を取り除くためのオイルフェンスだそうです。その中にある小さな円形部分で水を汲み上げています。
ごみや油などを取り除き、導水管で水をきれいにする施設に運ばれます。
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尼崎浄水場の様子です。
小学校からの社会見学が頻繁なようです。
取水場から送られてきた原水をオゾンや活性炭などで浄水処理して、ここで飲める水にします。
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水の様子を中央管理室で職員が点検しています。
取水してから浄水場で飲める水になるまでの所要時間は約6時間だそうです。
神戸市は毎日、約65万立方メートルの水を買っています。
水道水も人間の労働によって作られるものであり、当然ながら、得るのにお金もかかります。
しかし、なくてはならないもの。
水道の大切さを実感できます。
9月16日から始まった市議会。
大きな山を通りすぎ、今月は後、一般質問を残すのみ。
やれやれといった感じです。
今年で議員歴10年目になりますが、初めて、決算特別委員会の副委員長の役割が廻ってきました!それぞれの質疑者の挙手に応えて、「○○委員」と指名し、当局席に着席している局長や部長を指名するという、まあ、単純な仕事ですが、持ち時間はそれぞれの会派の議席数に比例します。
しかし、それぞれの議員は、有権者からの付託を受けて議場にいるわけですから、時間の比例配分を1分1秒たりともロスを作ってはいけないなと。
少数会派の議員が質疑するときは、特に気を遣ったかな?
質疑者が質問をして、挙手する当局側を直ぐに指名する。
名前を存じ上げていない、答弁席の後方に着席している人を指名するのにも、もたつかせてはならないなと。
公的な役目に、結構緊張しました。
決算特別委員会では私は企画調整局と市民参画推進局の2局の質疑を担当しました。局審査の質問項目です。
9月29日(木) 企画調整局審査
・中央市民病院と先端医療センター病院との統合について
・企業誘致について
・「子育て施策に関する有識者会議」について
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10月6日(木) 市民参画推進局審査
・神戸における戦災資料・史跡の有効活用策について
・DV対策について
・葺合文化センターについて
・区役所職員の在り方について
・中央区役所と勤労会館の移転について
…内容は、追ってご報告します。