2日、中央市民病院の研究チームが外来患者1000人のうち、3.3%から抗体が検出された結果を受け、「われわれの想像以上に、多くの市民がすでにウィルスと接触している」こと、推定で「4月上旬までに約4万人の市民が新型コロナウィルスに感染している」可能性を示唆しました。
背筋が凍り付くようなニュースが連日報道される今日この頃です。
今年のゴールデンウィーク、安倍総理大臣が、「憲法改正、必ずや成し遂げていく」と、自らの改憲策動にコロナウィルス問題を利用しようとしています。
感染の拡大を防止するためにみんなが努力をしているさなかに、国民世論に分断を持ち込んで、憲法9条をはじめ、大事な諸原則を壊してしまおうとする酷い、危険極まりない態度です。
これには、あの「ホリエモン」こと、堀江貴文氏さえもが、「これは確実に危険な方向性」と自らのツイッターでつぶやき、インターネット上で話題になっています。検査のこと、補償のこと…国民の深い苦しみをよそ眼にほんとうに反国民的な政権です。
また同時に、これまでの政治や社会のあり方を改めるべきではないか、目先のコスト削減のために大切な医療や福祉の制度を削ってきていいのか、景気とくらしの願いに背を向け続ける政治を許していいのか…広く国民の間で疑問や模索が渦巻いていることを感じます。
何よりも命と健康が大事。決して安倍政権による酷い政治の犠牲になってはいけません。
私は事務所から電話をしています。
「給付金を早く!」
「呼吸器に疾患があります。平時のように安くマスクが手に入るようになってほしい」
「三宮までパートでいまも通勤しています。職場は“3密”どころか“8密”状態でとても不安です」
…切実な声を多数受けてきており、国や神戸市へ要望を届ける活動に取り組んでいます。
いま、日本共産党は医療体制のひっ迫を打開し局面をかえることと、“安心して休める保障”を求めて奮闘しています。
科学と理性の力でいずれはこの国難を乗り越えていくことでしょう。
そして、2022年には、日本共産党は創立100周年を迎えます。
この危険な状況を乗り越え、日本共産党の躍進と社会の明るい前途をともに切り開いていきましょう。