月別アーカイブ:2014年7月

舞多聞の開発と交通渋滞問題③

小束山小学校西交差点からコストコへ直通する新しい道路が開通しました。

舞多聞へ買い物に行くドライバーにとっては朗報かもしれませんが…。

しかし、そうでないドライバーにとっては、一概に喜べません。

先日、ある高齢のドライバーから「小束山小学校付近から西へ進み、交差点を右折しようとしたら、危うく追突しそうになりました。

信号機に方向指示の矢印くらい表示してほしいです」。

学園多聞線を南下して、新しい道路へ右折してコストコ方面に向かうドライバーが多いので、危険な目に遭われたようです。

改善を求めていきたいと思います。

夜でも安心して歩けるように

写真は、南多聞台7丁目の団地の階段です。

夜、遅く帰宅する人にとっては、暗くて歩きにくく、階段に足を引っ掛けてけがをすることもあるとお聞きしました。

地域の共産党の仲間と調査をし、歩道の電柱にライトを設置してもらいように垂水建設事務所に要請し、実現しました。

身近なこと、要望やご相談ごと、何でも私にご連絡ください。

これからも地道にがんばります。

舞多聞の開発と交通渋滞問題②

なぜ交通渋滞が深刻になったのか。

学園南地区(旧舞子ゴルフ場跡地)に急速に大型商業施設が出来てきたからです。

ブランチ学園都市、ヤマダ電器、パチンコガイア、コストコ、マツダ、オートバックス、ニトリ、スポーツDEPO、コーナン…。

学園多聞線を南下する自動車の列、列、列…。

神戸市は、根本的な解決策は今のところ見つかっていないが、関係機関と協議しながら渋滞緩和に努めていきたい、としています。

過去にさかのぼりますが、日本共産党は学園南地区の開発計画が神戸市都市計画審議会に提案されたとき、「もうこれ以上の開発はするべきではない、緑を守れ」と主張し、反対しました。

いずれにしても、深刻な問題をどのように解決するのか。

一つの提案として、神戸市(建設局)は学園多聞線東側車線の右折レーンを延長し、広げようと考えていると聞きましたが、警察や地元住民との間で見解の一致には至っていないようです。

交通安全上の問題があるからです。

舞多聞の開発と交通渋滞問題

春に行った共産党神戸市会議員団の市民向けアンケート。

垂水区民のみなさんからのご要望で多かったことの一つが、学園都市~小束山~本多聞間の交通渋滞問題の解決でした。

土日・祝日など、市外から舞多聞地区の新しい商業施設への買い物などマイカーでたくさん訪れてきます。

バスが遅れてしまい、通勤客がこぞって遅刻することもしばしば。

運転手をしている私の知人も、「ダイヤどおりに走行できないので、お客様に申し訳ない」と、気をもんでいます。

建設局調べのデータによると、学園都市駅→小束山6丁目交差点間の12時間交通量は約24500台前後(2013年11月24・26日調査)。

東西へ抜ける新しい道路が開通しますが、解決策にはつながらない…。

たいへん深刻な問題です。

「兄は『学徒動員』の犠牲者だったんです」

「戦後65年、忘れられないことがあるんです」。

私の知人で平和遺族会の一員であるOさんが私にノートを見せてくださいました。

昭和20年3月17日の神戸大空襲。

記憶が脳裏に焼きつき、誰かに伝えたいとノートに防空頭巾の女性の絵と地図が。

「女学生だった頃、いまの下沢通の自宅とその周辺が夜中、見る見るうちにごま粒のような焼夷弾の光が炸裂してね。一粒の種のような光が38本に再度炸裂して花火のように広がって…本当に恐ろしかったし、家も全部焼けてしまいました」─。

”戦争反対”なんて絶対にいえない時代。

若い青年はほとんど例外なく強制的に徴兵させられる。

「兄は関大の学生のころ、学徒動員でサイパンに出征し、帰らぬ人になりました」。

「その兄は、『アメリカと戦争するのは、ちょっとちゃうんと違うの?でも日本に生まれたのだから仕方がない…』と、いつもつぶやいていたらしくてね」。

「『お母さん、必ず生きて帰ってくるからね!』と語っていことを戦後、母親から聞きました」。

安倍内閣が集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」を下す。

Oさんいわく、「戦争の恐ろしさを知らないのよ!」

若いお母さんたちの声を神戸市政に

ある婦人団体で活動し、日本共産党の政策にも関心を寄せておられる人たちの集まりに出席しました。

私からは、現在の神戸市政の特徴を掻い摘んでお話させていただきました。

後は、参加されているみなさんからの願いや思いを聴かせていただきました。

「こどもたちの習い事でお金がかかり経済的に不安です。保育料や授業料など安くしてほしいです」

「中学生のこどもから『安倍さんは自衛隊員が戦場に行くことを拒否したら、僕らが徴兵されるのだろうか』と聞かれて、どう答えたらいいか、戸惑いました」

「息子に、『将来の夢はお父さんになること』と言われたとき、涙がこみ上げてきました」─。

小さなこどもたちがお遊戯室のような一室で走り飛び跳ねているにぎやかな空間。

子育て現役世代であり且つ、一生懸命運動に取り組んでこられている方たちの集まり。

「こどもの医療費無料費の中3までの無料化を求める請願を出しましたが採択されませんでした。悔しかったです」。

しかしこれまでだったら、与党会派が不採択にしていたであろう請願が、「結論を出さない」と意見表明させたことは、新婦人など、これまでの粘り強い運動の反映ではないかと思います。

「夫は不規則勤務でへとへとになって帰宅。夢は毎日いっしょに親子で晩御飯を食べることです」

「できれば3人は子供を産みたいと思っている親は多いと思います」。

どんな思いで宣伝や署名、議会への陳情活動などに取り組んでいるのか、貴重な声を聞かせていただきました。

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