自宅の大掃除をしていましたら、古いポスターが出てきました。
「戦争反対、自由と民主主義をつらぬいてきました」
「国民の利益第一にはたらく日本共産党」
1991年当時のもので、ソ連が崩壊した時におこなわれた選挙のポスターだと思います。
この間、いろんな政党が離合集散を繰り返し、政権を担当する政党の組み合わせも転々と変わり、私たち国民は幾多の政治的体験を重ねてきました。
今日、議員団控え室に私あてに女性から電話がかかってきた。
「以前に赤田さんにお世話になったAです」─。
私はAさんのことを憶えていなかった。
Aさんは、「私が生活に困っていたときに親身になって話を聴いていただいたことを思い出して、お電話させていただいたんです!そのときの赤田さんからのやさしい助言に、今も感謝しています」…。
う~ん、そんなこともあったっけ?…と思いながら、数分間の電話でのやりとり。
さらにテレビや新聞で毎日、熱い戦いが繰り広げられる中、「家族ともども共産党を応援してます。」と約束していただきました。
べつに、自分を褒めるつもりはない。
でも、
普段の行いが共産党のサポーターになっていただく方をどこかで生み出しているといえるのかも。
昨日、ちょっとうれしいことがありました。
市役所から垂水へ戻る途中、神戸駅のプラットホームを歩いていたら、後ろから、「赤田!赤田!」─。
振り向いてみると、30年前にお世話になったI先生でした!
垂水東中学校の3年3組の担任で、数学を担当。
水泳部の顧問でもあり、当時突っ張っていた生徒と正面から向き合って情熱的に指導されていた姿に、なんとなく憧れた同級生は多かったと思います。
”イイ先(せん)”というあだ名で慕われていました。
いまは、西区の方で校長か教頭になられているようで。
「赤田、すっかり貫禄ついたな!」
「いや、太っただけですよ(^^;(やっぱり、やせなあかんなあ)」…。
一言二言、声を掛け合って、到着したばかりの快速に急いで乗り込み、神戸駅を後にしたのですが…。
ああ、覚えててくれたんだなあ!!
11月9日に共産党議員団で東京都日野市の交通政策について調査をしましたので報告します。
同市は、坂道が多く、市の中央部を1級河川が東西に縦断しており、南北のアクセスが弱いとのことで、商業拠点や市役所や市民病院への乗り継ぎなしでの移動対策を年々改善してきました。高齢者・障がい者など、交通弱者の外出意欲の確保するために、市が積極的な役割を果たしてきているようで、注目に値します。
丘陵地には、タクシー会社の協力を得て、10~15人乗りのワゴンタクシーを走らせています。また、60分に1本間隔で民間バス会社と連携してミニバスを走らせています。
補助金は市単独で支出しています。
坂道が多く、最寄りや大きな病院までのアクセスが弱い垂水区とどこかに通った点があるので、とても魅力を感じました。
当局の方と懇談していて、感動させられたことがありました。
「時には乗客数がゼロのときもあります。実際は赤字です。
しかし、やめたら民間バス会社が困りますし、補助金を出すのは市としての責任だと思います」─。
神戸市と違った構えで取り組んでいるんだなと感激しました。
後で、同市の共産党議員団のブログを拝見。「 2010年10月 大坂上地域にミニバス開通(日野駅~豊田駅間を市役所・市立病院経由)。2006年以来足かけ13年にわたる議会質問と京王バス交渉が実る」とありました。
粘り強い住民運動と、それと連携した市会議員団の奮闘があることを見逃せません。
ぜひ、地元でもがんばっていきたいと思います。
「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」にツアーで参加した地元の学生さんたちによる報告会が西区内で催されたので傍聴に行ってきました。
米軍基地周辺や沖縄戦跡のフィールドワーク、沖縄戦体験者の話や10万1000人が集結した沖縄県民大会の様子をスライドを使って報告していました。
安保破棄兵庫県実行委員会の後藤さんからは、オスプレイ配備の危険性の指摘と、諸悪の根源である日米安保条約廃棄の道とその展望を講義しました。
友人に誘われて参加した学生さんや現役の若い青年たちが、
「同じ国内でおこっていることで決して他人事ではないんだということがよくわかりました」「基地を全部なくして本当に大丈夫?」
「修学旅行で沖縄に行ったことがありますが、基地って、かっこいいと思っていましたが、観方が変わりました」
「安保条約なんて教科書でさらっと触れただけ。そんなひどい条約だったとは…」─。
出し合われた意見や感想をじっくり聴かせていただきました。
主催したのは、西区の大学生たちでつくる日本民主青年同盟のみなさんです。
主催者のひとりは、「せっかく行ってきた貴重な体験をいろんな人に伝えたいと話し合って企画しました。形にでき、交流ができて良かった」と、語っていました。
”アメリカいいなりから安保をなくして対等平等の日米関係へ”改革のビジョンを示して国民とともに行動~学生さんたちからいい勉強をさせてもらいました。
毎年この時期は、恒例の垂水区後援会による日帰りバス旅行。
今回は広島県福山市へ行きました。福山城の見学・昼食を経て、港町「鞆(とも)の浦」を自由散策しました。
鞆港から山の方を見上げると、雨上がりのせいで虹がとてもきれいでした。
土壁の土蔵が続く情緒あふれる街並みの一角に、古くから営業を営んできた土産物屋のさんで甘酒を買ったついでに雑談。
奥さんは、「この街も若い人がだんだん少なくなりまして…息子は大学院を出て、大手企業に就職しましたが、いま、勤務先からなるべく休むように言われてるようで…本人は不安がっています」と。
志位さんが、さる13日に衆議院予算委員会の基本的質疑で、退職強要やロックアウト解雇など、違法・非道な大企業による電気リストラの生々しい実態を告発し、とりあげましたが、決して一部の例外的な出来事ではないと感じさせられます。
「STOP TPP!!外国企業に売り渡すな!」と書かれたポスターがある長屋の壁に1枚はられていることに気づきました。
「えっ、うちの町にもそんなポスターがですか!ありがとうございます。
また確認しておきます」と、土産物屋の奥さんはびっくりしておられました。
昨日は野田総理が衆議院解散を表明しましたが、一見、保守的に見える知らない町でも少し政治談義に花が咲きました。