今日の昼間に、「年金一揆」という高齢者の皆さんが多数集まったデモ行進に参加しました。
長い人生を苦労して社会を支えてきた高齢者の暮らしに対する生活破壊は現役世代にととっても不安感を沸き立たせます。
市議会には、「公的年金2・5%引き下げに反対する意見書の提出を求める陳情」が寄せられています。
三ノ宮のセンター街をデモ行進していたら、ブティックの女性店主・店員の女性2人が手を叩いて出迎えて下さいました。
年金者組合など、全県から集まった集会でしたが、「お母さん、元気にしておられますか?」と母の勤務先の元同僚の方から声をかけて頂きました。
私は、まだまだ無名ですが、しばしば両親の知人からよく声をかけてくれ、うれしく思います。
垂水区の仲間とも一緒にデモ行進することができ、短時間でしたが、一体感を味わえました。
「1円でも安いところを探して毎日工面しているのに」
「(生活保護の)移送費なんて、まず使えません。二重取りなんてしていません」。
今日、「福祉パス制度の現行維持を求める連絡会」が三宮で結成され、予定よりも多く集まって、成功しました。
視覚・聴覚障がい者、知的障害者、生活保護受給者、手話通訳、作業所の職員のみなさんなどがたくさん集まっていました。
神戸市は、①身体障害者には、ICカードを導入して、利用実態を把握し、制度の再検討をすすめる②母子世帯には、ICカードを導入して、利用実態を把握し、一部負担の導入も検討する③生活保護世帯は、来年5月1日から対象より外す、などといった冷酷極まりない改悪をすすめようとしています。
「脳梗塞を患っています。杖を突いて、山のてっぺんの病院まで歩いてはいけません」(身体障がい者の男性)
「時給(100円ほど)よりも高い交通費を払ってどうやって社会参加ができるのでしょう?」(作業所のガイドヘルパー)
「有料化されたらこれからどんな暮らしになるか不安です…」(視覚障がい者の女性)。
福祉パスの予算は年間19億円ほどです。
ホントウに、社会的弱者をいじめるのにもほどがあります!
”不正使用をしてパスを利用する人たくさんがいる”調べてみると、32件です。
全体の交付枚数は90330枚ですから、0.035%(平成23年度)。
一部でもあってはなりませんが、あたかも、不正がまかり通っているかのように誇大に言い表して世間に誤解を与え、障がい者や生活困窮者を篩いにかけるかのように福祉パス制度の”見直し”を行なう─ホントウに弱いものいじめも甚だしい!!
「まだ決まったわけではありません。これからの私たちの運動が大切です。現行の福祉パスを利用しているすべてのみなさんと団結して力を合わせてがんばりましょう。」(「結成総会アピール」より)。
私もがんばります!
今、決算特別委員会の真っ最中。
今日は私の質問日。
みなと総局に対して40分間の持ち時間で3問質疑しました。
項目は、
ポートアイランド・六甲アイランドも含めた神戸港全体の津波・防災対策。
オールドタウン化されたニュータウンの活性化策。
二次破たんの危険がある海上アクセスの運行について。
いずれも当局と立場が対立するので、良い答弁は返ってきません。
今回から神戸市議会でも、インターネット中継が行われるようになりました。
私の悪い癖ですが、たぶん、早口で喋ってしまったかと思います(××;)
つい興奮して、そうなってしまうのです。選挙に始めて出たころなんかは演説が早口になり、周囲からよく指摘を受けたものでした。
自分の質問ってあまり再生して視ようとは思えないなあ…
先週、垂水区日本共産党生活相談所に、私と同世代のPさんが訪ねてきました。
長年の間、性同一性障害(GID)で悩み続けたこられたようでした。
先日、厚生労働省はGIDと診断された人が、戸籍と異なる希望の性別を国民健康保険証に表記することを希望しても、「戸籍以外の性別表記は認めない」旨、各自治体に通知してきました。
「裏面に戸籍と異なる性別を記載しても医療機関が気付かない」ことが理由のようです。
Pさんは、女性として暮らしていきたいと願っており、ホルモン治療も受け続けています。
現在の保険証には「男」と標記。
今日、私はPさんと神戸市保健福祉局国民年金医療課へ、希望通りの性別表記を求めにいきました。
担当係長は、「国保証の表面の性別欄を空白にし、裏面に戸籍上の性別を記載することにします」と回答。
しかし、「男」と記載しなければそれでいいというものではありません。
Pさんは「医療機関に掛かれば、必ず性別を訊かれるだろうし、医療に掛かりづらくなるのです。…私のような者は世間では少数派です。これは人権にかかわる問題だと思うんです」と切々と訴えました。
性別欄が”空白”ならば、男でも女でもないことになる。じゃあいったい何なのか…。
GIDの方は、全国に少なくとも7000人以上はおられるとのことです。
私が、「市内にGIDの方は市内にどれくらいいるのですか?」と訊ねると、驚いたことに係長は、「神戸市としてはPさんのようなケースは初めてで、市内に何人いるのかまで把握していません。相談にも御越しにならないですし…」。
相談できずに悩んでらっしゃる方が、市内にはたくさんおられるのではないかと思います。
就職も不利です。
未成年の子どもがいるPさんの場合、戸籍上の変更も認められません。
結局、要望は認められず、「兵庫県を通じて、Pさんの願いを厚労省にお伝えします」との回答にとどまりました。
日本共産党は、「一人ひとりの人間の性的志向や性自認(心の性)は、実に多種多様」と考え、「性別や性自認、性的指向を理由とした、就労や住宅入居などのあらゆる差別をなくし、生き方の多様性を認め合える社会」をつくります。
そして、「未成年の子どもがいても性別の変更が可能となるよう、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」第3条の改正を要求してきました(2010年参議院選挙公約)。
私はPさんに出会うまで、GIDについて全く無知でしたが、社会を見る視野が少し広がり、大切な宿題が一つ増えたと感じています。
とにもかくにも市内には同じ苦しみを持って暮らしている方がもっとおられるはずです!
先日申し入れしたとおり、今日、10月4日に開店予定の「サークルKサンクス塩屋店」の説明会を開いてもらいました。
地域住民のみなさんから積極的な意見や要望が出されました。
参加は30名近く。
小さな集会室には若い子育て世代も高齢者も「出店に反対しているわけではない。
青少年の健全育成、交通安全に責任を持ってほしい」と会社側の提示した図面を参照しつつ、歩道や駐車場のスペースについてまた、警備体制や学校登下校時・深夜の営業に対する不安や対案などが続々と出されました。
近隣の小中学校側も心配しています。
会社側の担当者は誠実に話を受けとめているようでしたが、それでもやはり、費用負担は支店のオーナーまかせの姿勢。
私からは、「防犯カメラや警備の体制などコストがかかることを支店の負担だけで本当にできるとは思えない。
本社として責任を持ってほしい」と強く要望しました。
開店までに再度、説明会を開いてもらうことにしました。
それにしても、コンビニ開店前の説明会は今回、私達が自主的に交渉して実現したものであり、義務づけがないのもどうかと思います。