新長田・ピフレホール内の小さな部屋をお借りして、「知ろう!学ぼう!原発問題」という学習会を開催しました。普段、民青同盟で活動している若者たちによる手作りの企画で、来月の原水爆禁止世界大会に向けた”プレ企画”として位置づけ、私たち共産党とほぼ1ヶ月かけて相談し準備してきました。30人ほどのホールがほぼ満員となり、講師の速水二郎さんによるプロジェクターを使っての詳しい講義をみんな真剣に聞き入っていました。「東電と関電とで原発のしくみが違うの?」「セシウムが入った食物を食べたらどうなるの?」など、出された疑問や不安に対し、「私は後期高齢者だからこの後、30年も絶対に生きてへんので、被爆してもどうってことないけれど、君たちはまだ若いから、30年先に病気しないようにぜひ気をつけてね!」などと、ユーモアな語り口で親切に質問に答えていただきました。終わった後、みんなで会場の後片付け。そして、近くの食堂で短時間の打ち上げをして感想交流―「妹が障がい者で、私も自給700円ほどの低賃金な職場で働いていますが将来が不安です。みんなで和気藹々と語り合えるのがいいですね」とか、「難しかったけれどためになりました。仕事、休みがとれたら、原水禁世界大会に参加します」と、初めてこのような民青の企画に参加した若い人たちが、私たちに期待と抱負を語ってくれ、逆に元気をもらいました(^^)。まだ、20代前半の若者たち。しかし、この社会が健全ならば、普通に正社員として働き、家庭を築き、別の人生を歩んでいたかもしれない人たちではないのだろうか…。彼らが明るい未来をともに切りひらいていく生き方を選び、また、ひとつの新しい出会いが生まれ、良かったなと思いました。
兵庫県は6月30日に、公立高校入試制度を改悪する「素案」を発表。現在16ある学区を5つの学区に再編してしまい、全県的に「複数志願選抜制度」を導入する考えです。学区が今よりも広くなればたいへんです。たとえば、神戸第三学区の場合、現在は神戸市内の3つの行政区(垂水区・須磨区・西区)の中学生(一部長田区からも)が公立を受験しに来ますが、それが、神戸全域と芦屋・淡路までが同一学区にされてしまうのです。遠距離通学は交通費だけでもかなりの負担ですし、片道の通学時間だけでも相当かかります。淡路の高校生が神戸市内の高校に、あるいは、垂水や西区の高校生が淡路や芦屋の高校を通学するとなると高校生活のかなりの部分を通学時間で割かれることなりましょう。この間、兵庫県では総合選抜制度が次々と廃止され、どこでも高校間に格差が生まれてきています。「できる高校」「できない高校」と、世間の目がそれぞれの高校と高校生に偏見を植え付け、心を傷つける…。そんな「高校改革」は、将来に禍根を残すだけです。子どもたちは未来社会の担い手です。一人ひとりの子どもたち、学生たちに最良の環境を保障することは、社会の責任です。7月29日まで県はパブリックコメントを実施していますが、「おかしい」と思ったら、おおいに意見を上げていこうではありませんか!
今日、神戸市役所職員内の長田高校OBによる同窓会(神撫会)に参加しました。私は高校38回生。同窓会といっても、市役所当局の…しかし、せっかくのお誘いであり、有難く出席させていただきました。中には、私とほぼ同じ時期に高校時代を過ごされた方もおられ、意気投合し、愉しく歓談することができました。市長を支える市役所職員ですから、共産党議員の私とは、立場を全く異にする面もあります。一目置かれているのかなとも感じました。しかしどの方も、それぞれの部署で長年にわたって重要な役割を果たしてこられたわけであり、少しお話を聞かせていただいたくらいでは理解できない苦労を多分に乗り越えて来られているんだろうなあと思いました。「先が見えません。これからどこへ行くのやら」と、ポツリと私に半ば不安げに語ってくださる方もおられました。締めくくりは、校歌をみんなで歌うこと。「尽きぬ苅藻ぞ海に入れ 長田の宮の宮守の~」高校時代、ことあるごとに3番まで歌ったなつかしい曲を久しぶりに斉唱\(^^)/♪自治体職員であるそれぞれのみなさんが市民のくらしを守るという職責を存分に果たしていただくこと、またそういう活躍の場が増えることを願ってやみません。
写真は、塩屋の海岸です。今日、「第18回 塩屋浜・海上イベント~ファイナルステージ」に行ってきました。砂浜つな引き、すいか割り、じゃんけん勝ち抜き戦、ビンゴゲーム…多彩な催しを企画し、親子で夏の海水浴を満喫できるすばらしいイベントでした。しかし残念ながら、今年で最後。それでファイナルステージなんだそうです。炎天下の中で、朝から準備し、夕方の清掃・あとかたづけまで無事に執り行うには、主催者がだんだんと高齢化することでもはや限界に達したようです。残念な気がします。また全国どこでも若い担い手が不足し、似たような現象が起こっているのではないかと、ふと思いました。
”今後私たちの未来はどうなるんだろう?”ともに学び考え、交流しあいたいと願う、民青同盟西神戸地区委員会の若者たちによる手作りの企画です。共産党神戸西地区委員会との共催で、私も準備に関わっています。新長田駅近くで場所を確保し、元関西電力社員の方を講師に招きます。7月28日の午後7時からです。詳細は、私か下記事務所まで。電話 753-5287(日本共産党神戸西地区委員会)
月曜日は本当に暑かったです。、「国民平和大行進」に参加し、須磨浦公園から舞子駅までの約2時間コースを歩きましたが、途中で気分が悪くなるほどでした(^^;)せめて帽子くらいは用意して参加しないとと、後で反省しました。今回は、4月の選挙で私の事務所を手伝ってくださった2人の男性が初めて参加して下さったことがとても嬉しかったです。それにしても、たいへん堪えた為か、終わった後2時間ほど自宅で休んでしまいました。昨日、在日朝鮮人の女性を訪ねたとき、貴重な戦争体験をお聞きしました。その女性は、父が、戦争中に母国より強制連行されて、猛烈な暑さの炭鉱の中で過酷な労働を強いられ、毎日2~3人が犠牲者となり、遺体として運ばれていたことや、共産党員らしき青年が、特高警察によって拷問を受けた体験談を私に話してくれました。戦後その女性も差別を受け続け、「息子たちにだけはそんな苦労はさせたくない」と、必死になって2人の子どもたちに日本国籍を取らせたそうでした。今週は、15日に89回目の党創立記念日を迎えます。戦争体験を語り継いでいくこと、平和運動を広げていくことの尊さを感じます。