月別アーカイブ:2015年7月

神戸市立幼稚園の廃園計画は撤回すべきです

    先日、神戸市教育委員会が2019(平成31)年までに市内の9つの幼稚園を廃園する計画を発表し、今月すべての幼稚園で、説明会が開催されます。
    6日、私は須磨区の2つの幼稚園(名谷こすもす幼稚園と名谷あおぞら幼稚園)の説明会を傍聴してきました。
    保護者や地域の役員の方が参加し、質問や意見が相次ぎました。
    「公立だから行かせたかったのです!」
    「本当の子育ての愉しさを教えてくれるので行かせたいのです」
    「近くに歩いて通わせたい」
    「なんとか廃園を遅らせてほしい」…
    保護者の方は、こどもを是非通わせたいと思っていただけにショックを隠し切れず、今後の不安と、あまりにも一方的で性急な対応への怒りを露わにしていました。
    ◇   ◇   ◇
    「これは決定なのですか?」
    「教育委員会としては決定としたいと思います。最終的には議会に諮って条例を改定することになります」。
    ◇   ◇   ◇
    この日の夕方、私は私立幼稚園バスの元運転手を訪ね、体験談をお聞きしました。
    「往復40~50分のコースでしたが、一番、気を遣ったことは、やはり車中でのこどのたちの安全です」。
    参加者の中で、徒歩で通園することに教育的な意義があることを主張された方もいました。
    廃園計画は中止すべきです。

後援会定期総会に出席

  •  本日、垂水区の日本共産党後援会定期総会がおこなわれ、金田峰生さん(参議院兵庫国政事務所長)が記念講演をしました。
    私の来賓あいさつ文です。
    ◇  ◇  ◇
     第35回定期総会の開催にあたり、私からもご挨拶申し上げます。先のいっせい地方選挙では神戸市議選に立候補した12名すべてが当選し、垂水区でも久しぶりに2名になりました。以前、2名だったときは定数が11でしたが、今回は定数10での2名です。私は今回で4回目の選挙になりますが、初めて立候補した2003年は4010票で11位(最下位)でした。2007年は3813票で落選、4年前は単独立候補でした。今回の4225票・9位という結果は、「2人立候補の戦いの中で自己最高」ということになります。これからも長期にわたり、様々な経験を積み重ねていくことになるでしょうが、一つの貴重な到達点として受け止めたいと思います。「よく通ったな。君の場合は情勢がいいからたまたま勝てたんや」と言われたこともありましたが、情勢が良いだけでは勝てなかったのが今度の選挙です。だからこそすべての皆様からのご支援はとても貴重だったと思っています。よく当確が出たら、事務所で「バンザイ」をしますが、私は2003年に「3人トリオ」を経験させていただいたとき以来、していません。垂水は民主党が全員当選するところでもあります。相対的な力関係を変え、いっせい地方選挙で完全勝利できる党に成長しなければなりなせん。
     さて、市政について、少しだけ触れたいと思います。神戸市は、市立幼稚園を2019(平成31)年末までに9園、そのうち、垂水区では奥の池幼稚園と多聞ひまわり幼稚園を廃園すると発表しました。簡単に言えば、「近くに私立があるから」「ご自宅の近所に幼稚園バスが走ってるから私立に行けるでしょ」「公立は園児の数が少なくなったから」などという理屈です。「民間にできることは民間に」という理屈で幼児教育の公的役割を削減することは大問題です。また、保育所はこれ以上作らない姿勢です。神戸市内で最も母子世帯が多いのが垂水区です。若い世代と未来を担うこどもたちの願いにこたえることは大きな社会的責任です。
     「戦争法案」をめぐっては、6月21日に約9000人が集まった東遊園地での集会・パレード、毎週金曜日に総理官邸前で学生が集結して戦っていることでも明らかなように、安保闘争を思い起こさせる劇的な変化が起きています。“歴史は動く”と言っても過言ではないと思います。国会で共産党議員団が大活躍中ですが、躍進の流れをさらに大きくしていき、あらゆる階層の国民の願いにこたえる役割を果たしていかなければなりません。
     「安倍内閣を早く倒してください」とよく言われるようになりましたが、いま、共産党には国政選挙で大躍進する国民的意義があると思います。しかし、60年安保の時は議席を減らした経験をわが党はもっています。今、「戦争法案」反対と党勢拡大の大運動を行っており、党員の拡大を重視していますが、「しんぶん赤旗」の購読については、後援会の皆さんと一緒に取り組んでいかなければなりません。ぜひ、この運動を成功させていきましょう。そして参議院選挙では、比例・現職の大門みきしさんとともに、地元・兵庫選挙区から金田峰生さんを国会へ送り出そうではありませんか。ありがとうございました。

  • 雑感(プロ野球選手)

      ただいま、セ・リーグは驚くほどの団子状態。
      超激戦です。
      セ・パ交流戦で流れが変わり、東京ヤクルトスワローズが首位に躍り出ています。
      日本の野球への関心がだんだんと薄れつつある私ですが、一つだけ気になることがあります。

      写真の投手はヤクルトの成瀬善久投手。
      かつて千葉ロッテマリーンズでエースとして活躍し、とても安心感のあるピッチングでチームを引っ張ってきました。
      今年から所属チームが変わったのですが、なかなか勝利に恵まれず、連敗続き。
      だんだんと心配になってきます。
      2,3日前の対阪神戦で漸く3勝目を挙げました。
      他球団の選手になったとは言え、とても気になる選手です。
      もっと活躍してほしい!

    雑感(ある英語での放送)

      YouTubeで「韓国語会話」を検索してみました。
      講師の先生が英語で解説する初級レッスンがあって、時々視るのですが、これが結構面白い!
      英語と韓国語、両方の勉強になるんで。
      しかし、あれっ、と思うことがありました。
      世界の主な国々の名前を韓国語でどういうのかをやっていました。
      アメリカは、「미국(ミグク」。中国は「중국(チュングク)」。イギリスは、「영국(ヨングク)」。ドイツは、「 독일(トクイル) 」。インドは、「인도(イント) 」。ロシアは、「러시아(ロシア)」。イタリアは、「 이탈리아(イタルリア)」。フランスは、「 프랑스(プランス)」…(※読み方は、私が記したもので不正確です)。
      十数か国を例示していましたが、なぜか日本(일본・イルボン)がないのです!
      おそらくアメリカや英語圏に住む人を対象にしたネット放送なのでしょうが…。
      いまや、日本人にとっては良し悪しはともかく政治、経済、文化、食生活等々、関わりが極めて密接で大きな存在。
      でも、向こうの国から見れば、日本は世界の中の一つの国でしかないのだろうなと思わされます。

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