「仲間との共同生活のもとで、仕事に通い、働いて得た収入からホームの使用料を払いながら、社会で生活していく力を自分で身につけるところ」で、対象となるのは「就労等の理由により、児童養護施設などを退所しなければならなくなった児童や、虐待など何らかの理由により家庭で生活することができなくなった20歳未満の児童で、就労中または就労予定」(パンフレットより)であることです。
施設長からお話をお聞きし、特別に部屋を見せていただきました(写真は、だれも使っていない部屋です)。
最近では児童相談所からだけでなく、インターネットを通じた直接の問い合わせも多く、県外を含む広域な地域から来るそうです。
兵庫県下で、男女を受け入れているのはここだけ。
垂水区在住のこどものようにあまり近い施設だと、利用しづらいのが現状です。
「こどもたちは極めて純情です。”認めてほしい””他人からのレールに乗せられたくない”といった気持ちが強いですね。学力的には大学受験までできるこどももいます。愛情に恵まれなかった子たちの拠り所です」。
「20歳の誕生日で退所しなかればならないルールにになっていますが、せめて20歳の年度末までに延長してほしいです」。
退所後も職員が仕事や生活の相談に乗るなどのアフターケアをしているとお聞きしました。社会的には増設が必要だと思います。
高齢の方、2~30代の方、保育士、幼稚園の先生、求職活動中の人、年金暮らしの方、主婦…地域の様々な人たちが集いました。
餅つきだけでなく、手品、クイズ、詩吟、平和委員会の方からの活動報告etc.
回を重ねるたびごとに、楽しい企画になってきました(^^)
通りがかりの二組の子連れの女性の驚きが聞こえてきました。
元町大丸前は黒山の人だかり。
大型宣伝カーからの志位委員長の訴えは実に気迫がこもっていました。
「戦争法は、内容もやり方も二重に憲法違反です。テロは戦争ではなくならないことは歴史の教訓です。空爆の下には女性もこどももいます。憎しみの連鎖を生み出すだけです。戦争法を直ちに廃止し、立憲主義・民主主義の流れを広げに広げ切ろうではありませんか!」。
神戸市立奥の池幼稚園は、垂水区狩口台にあります。
青陽西養護学校、西舞子小学校、舞子中学校、奥の池保育所、学校給食センターが立ち並ぶ文教地区にあります。
今日で3回目になりますが、「閉園についての説明会」がおこなわれました。
◇ ◇ ◇
私も参加しましたので、質疑応答の一部分を…
(教育委員会)「広い園庭ですが、園児数が少なく、寂しい環境ですね」
(保護者)「えっ、寂しくなんかないですよ!(会場から苦笑・どよめき)」
(教育委員会)「人数が少ないと、人間関係が固定化されます」
「園児数はこれから減っていきますから」
(保護者)「奥の池の園児数は来年もほぼ同じですよ!」
「それじゃ、今日初めて部長さんが説明会に来られましたのでお聞きしますが、先ほど私立幼稚園の良い点についてのお話がありましたが、公立幼稚園の良さについて、具体的に語っていただけないでしょうか?」
(部長)「それは、敷地の広さ、こどもの主体性…(隣の席の課長の方を向いて答えさせようとする)」
(保護者)「いま、部長さんにお聞きしているのですよ!幼児教育を真剣に考えているようには思えません。今日の説明も、もう耳にタコができるほど何度も聞かされたことばかりです!知ってることを聞きたいのではありません。いったい何のための説明会なのですか?」(部長)「これまでの考え方を変えるつもりはないということをお伝えしに来ました」。
◇ ◇ ◇
説明会をよそ眼に、こどもたちは遊戯室や園庭で愉しく元気に遊んでいました。
「公立には園バスがないのだから私立よりも園児数が少なくなるのはあたりまえじゃないですか!」
「3歳児保育をすぐにでも実施したら、園児は増えますよ。やればいいじゃないですか」。
こんなことで良いのか。
保護者のみなさんからは、自分のこどものことにとどまらず、将来の社会への不安を感じるとの意見も出されました。