春に行った共産党神戸市会議員団の市民向けアンケート。
垂水区民のみなさんからのご要望で多かったことの一つが、学園都市~小束山~本多聞間の交通渋滞問題の解決でした。
土日・祝日など、市外から舞多聞地区の新しい商業施設への買い物などマイカーでたくさん訪れてきます。
バスが遅れてしまい、通勤客がこぞって遅刻することもしばしば。
運転手をしている私の知人も、「ダイヤどおりに走行できないので、お客様に申し訳ない」と、気をもんでいます。
建設局調べのデータによると、学園都市駅→小束山6丁目交差点間の12時間交通量は約24500台前後(2013年11月24・26日調査)。
東西へ抜ける新しい道路が開通しますが、解決策にはつながらない…。
たいへん深刻な問題です。
私の知人で平和遺族会の一員であるOさんが私にノートを見せてくださいました。
昭和20年3月17日の神戸大空襲。
記憶が脳裏に焼きつき、誰かに伝えたいとノートに防空頭巾の女性の絵と地図が。
「女学生だった頃、いまの下沢通の自宅とその周辺が夜中、見る見るうちにごま粒のような焼夷弾の光が炸裂してね。一粒の種のような光が38本に再度炸裂して花火のように広がって…本当に恐ろしかったし、家も全部焼けてしまいました」─。
”戦争反対”なんて絶対にいえない時代。
若い青年はほとんど例外なく強制的に徴兵させられる。
「兄は関大の学生のころ、学徒動員でサイパンに出征し、帰らぬ人になりました」。
「その兄は、『アメリカと戦争するのは、ちょっとちゃうんと違うの?でも日本に生まれたのだから仕方がない…』と、いつもつぶやいていたらしくてね」。
「『お母さん、必ず生きて帰ってくるからね!』と語っていことを戦後、母親から聞きました」。
安倍内閣が集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」を下す。
Oさんいわく、「戦争の恐ろしさを知らないのよ!」
ある婦人団体で活動し、日本共産党の政策にも関心を寄せておられる人たちの集まりに出席しました。
私からは、現在の神戸市政の特徴を掻い摘んでお話させていただきました。
後は、参加されているみなさんからの願いや思いを聴かせていただきました。
「こどもたちの習い事でお金がかかり経済的に不安です。保育料や授業料など安くしてほしいです」
「中学生のこどもから『安倍さんは自衛隊員が戦場に行くことを拒否したら、僕らが徴兵されるのだろうか』と聞かれて、どう答えたらいいか、戸惑いました」
「息子に、『将来の夢はお父さんになること』と言われたとき、涙がこみ上げてきました」─。
小さなこどもたちがお遊戯室のような一室で走り飛び跳ねているにぎやかな空間。
子育て現役世代であり且つ、一生懸命運動に取り組んでこられている方たちの集まり。
「こどもの医療費無料費の中3までの無料化を求める請願を出しましたが採択されませんでした。悔しかったです」。
しかしこれまでだったら、与党会派が不採択にしていたであろう請願が、「結論を出さない」と意見表明させたことは、新婦人など、これまでの粘り強い運動の反映ではないかと思います。
「夫は不規則勤務でへとへとになって帰宅。夢は毎日いっしょに親子で晩御飯を食べることです」
「できれば3人は子供を産みたいと思っている親は多いと思います」。
どんな思いで宣伝や署名、議会への陳情活動などに取り組んでいるのか、貴重な声を聞かせていただきました。
選挙について、有権者一人ひとりの権利はみな平等。
誰もが自分の1票を大切にするものです。
今朝、神戸市会総務財政委員会で、私は選挙管理員会に対し、車椅子生活で身体に障がい者をもつ方から以前にいただいた要望をもとに、質問をしました。
投票所のバリアフリー化の充実は当然です。
また、投票の秘密、プライバシー保護も健常者には気づきにくい点があると思います。
机の段差で低い位置で記名するととなりや後から見られないか、といった不安も。
実際にそういう声を聞いてきましたので紹介をし、改善を要望しました。
「これまで改善を重ねてきたので、問題はないと認識しているが、再検討していきたい」との答弁でした。
今夜は垂水レバンテホールをお借りして、「日本の今とこれからを語る集い」を開催し、清水ただしさん(日本共産党大阪府委員会副委員長)に、日本の政治情勢の特徴と日本共産党役割を語っていただきました。
私が司会を務めました。
若さと情熱、そしてユーモラスな語り口に会場は熱気と笑いに包まれ、1時間数十分の講演は、あっという間に過ぎ去った感じがしました。
最近、日本共産党員になられた御二人の若いご婦人に今の思いを語っていただきました。
「ごいっしょに綱を引きましょう。アメリカと大企業言いなりの政治の方向に綱を引く自民・公明・民主・みんな・維新…。国民の暮らしといのち、そして平和を守る方向に綱を引く日本共産党といっしょに手を携えてください!」との清水さんの呼びかけに、私がこどものころからお誘いを躊躇ってこられた女性がついに、決意!!
今日、一番のサプライズでした\(゜゜)/
会場を後にし、妻に感想を聞きました。
「清水さんの話は、お年よりにもこどもにも誰にでも分け隔てなく寄り添って語りかけている感じがしたよ」─。
うーん…。
市田忠義副委員長が演説には人柄が出ますと述べられた講演を聴いたことがありますが、今日はたいへんいい刺激になり、勉強になりました。
清水さん、どうもありがとうございました(^^)/
昨日のブログのつづきです。
こどもの医療費について、日本共産党からは松本則子議員が質問しました。
神戸市の考え方について、こども家庭局長が答弁。
中3までの無料に係る予算は16億5000万円と試算しています。
すでに無料化を実施している他都市の効果をヒアリングしていくなどとも、答弁しています。
また、乳幼児医療費党医療費無料制度の創設及び無料化までの期間における財政措置を国に要望していく、としています。
ただ、神戸市財政全体から見れば、16億円あまりの予算は決して大きな額とは言えません。
市民目線では、早期実施が待たれています。