先日、夜間中学校の関係者の方々が市議団控え室に訪ねてこられました。
7月に突然、神戸市は「9月より弁当給食を中止し、パンとミルクのみの補食を実施」と発表したのです。
通学する生徒の皆さんは6時から6時半の間が給食の時間です。
工場などで労働した後で通学する人、朝から夕方まで忙しく働き、登校時刻ぎりぎりに駆けつける人、若いころに事情があって学校教育受ける機会がなかった高齢者、外国籍をもつ人など、生徒の皆さんにとって貴重な時間です。
「『弁当給食』は一日の中心的な食事であり、栄養バランスを保ち、安定して健康的に学校生活を続けるために絶対に必要なもの」と関係者の方々は語ります。
原因は、弁当を製造・販売してきた業者が、3月末に業務を打ち切ると決めたこと。
それならば、神戸市は他に業者を探すべきだったはずです!
最近では夜間中学は、いじめやひきこもりなどで不登校になり、中学校を卒業できなかった人たちの学びの場ともなっており、ますますその役割が大きくなってきています。
関係者の方々は、「どうして簡単に打ち切るのか、夜間中学生の実態から、どんな『給食』が望ましく、どんな方法が可能か、生徒や教職員、卒業生、夜間中学を応援する市民などの声をよく聞いてほしい。今後も『弁当給食』を継続してほしい」と私たちを含むそれぞれの会派に申し入れをおこなっています。
垂水区は東西のアクセスが弱い坂の街といえると思います。
明舞団地北部から垂水駅までの直通バスを走らせてほしいという要望がたいへん高くなってきています。
現在は、乗り継ぎをしなければたどり着けないからです。
昼間地域で生活している高齢者、主婦、学生などが難儀しています。
8月21日に地元の方々といっしょに山陽バスへ要望書を提出しました。
山陽バス側からは専務取締役、企画部課長が応対。
相手は民間バス会社ですが、
「公共交通事業者ですから、”地域密着”で運営したいという思いはあります」
「効率ばかり優先すると見放されてしまう」
「路線を新設してどのくらい乗っていただけるのかはふたを開けてみなければならないこと…要望していただくということは、期待されているということだと思います」などとと答えてくださいました。
バス路線については多種多様な要望が出されている中で、「考えてはいけるな、とは思います」とも答えています。
実現まではまだまだです。しかし神戸市が採算優先なのに比べれば、聞く耳をもっている印象を受けました。
ぜひ実現していきたいものです。
(写真は、冨士谷香恵子県政対策委員長と)
夜、遅く帰宅する人にとっては、暗くて歩きにくく、階段に足を引っ掛けてけがをすることもあるとお聞きしました。
地域の共産党の仲間と調査をし、歩道の電柱にライトを設置してもらいように垂水建設事務所に要請し、実現しました。
これからも地道にがんばります。
なぜ交通渋滞が深刻になったのか。
学園南地区(旧舞子ゴルフ場跡地)に急速に大型商業施設が出来てきたからです。
ブランチ学園都市、ヤマダ電器、パチンコガイア、コストコ、マツダ、オートバックス、ニトリ、スポーツDEPO、コーナン…。
学園多聞線を南下する自動車の列、列、列…。
神戸市は、根本的な解決策は今のところ見つかっていないが、関係機関と協議しながら渋滞緩和に努めていきたい、としています。
過去にさかのぼりますが、日本共産党は学園南地区の開発計画が神戸市都市計画審議会に提案されたとき、「もうこれ以上の開発はするべきではない、緑を守れ」と主張し、反対しました。
いずれにしても、深刻な問題をどのように解決するのか。
一つの提案として、神戸市(建設局)は学園多聞線東側車線の右折レーンを延長し、広げようと考えていると聞きましたが、警察や地元住民との間で見解の一致には至っていないようです。
交通安全上の問題があるからです。