予算市会では、商店街・小売市場や中小業者への支援策について質疑しました。
質疑内容については後日に投稿します。
ところでこどものころのことですが、「ジェームス山ショッピングセンター」という小売市場をよく利用しました。
「いらっしゃい!」「毎度あり!いつもありがとう!」
─いつも元気な声で買い物客の流れに声掛ける漬物屋のおばさんと、となりの豆腐屋さん。
学校帰りになんとなく立ち寄った文房具屋さん。
ウチでしょっちゅう出前を注文した「南球園」という小さな中華料理店。
奥の突き当たりで営んでいた駄菓子屋のおばあさん…。
私が学生の頃には順番に店舗が閉鎖していき、就職をした頃になると、まるでトンネルのようにひっそりした”倉庫”と化し、涙を流し続けているかのようでした。
量販店の進出で大打撃を受けたのでしょう。
どのようにして営業を守ればいいのか、成すすべもなかったのだと思います。
現在は、まったく面影もなく新築の住宅街に様変わりしていますが…。
神戸市はこれから商店街や小売市場の振興策に力を入れるとしていますが、個々の小売店も含めた抜本的な支援策が必要です。
私は7歳のときに父の転勤で東灘区から垂水区に引っ越してきました。
いわば、“垂水っ子”です。
「須磨の向こうにも神戸市があったのか!」が第一印象でした。
ジェームス山に乙木小学校という学校がありますが、それが私の母校です。
「乙木池」を埋め立てて造った学校です。
プロサッカーの香川真司選手をOBに持ちます。
◇ ◇ ◇
私が通っていたのは30年以上前のこと。
当時の保護者だった方々との間で「長男がN先生にお世話になってね。
本当に優しい先生でした」などと、恩師の先生のことがしばしば話題になります。
「これ誰の名前かわかるかな?」と、N先生が赤いチョークで「田」と板書。
「ああ赤田や!」。
クラスがどっと笑いに包まれた情景を今でも憶えています。
こどもや父兄にとっては優しくユーモア溢れる先生でした。
しかし職員室では「共産党の先生」なる理由で、たびたび差別や嫌がらせに遭い、たいへん苦労されたようでした。
N先生は80歳を超えた現在も垂水区で元気に過ごされています。
◇ ◇ ◇
ジェームス山は旧外国人居住地など恵まれた景観の写生に訪れに来る人もよく見受け、映画のロケ地にもなったこともあります。
当時はジェームス山から垂水駅までの直通バスが開通していませんでした(徒歩で30分近くかかります)ので、開通したときには、地域で祝賀会が行われたことを記憶しています。
坂道ばかりで、東西のアクセスの弱さを運動しながら克服していったのだと思います。
「秘密保護法案」は、なんとしても廃案にしなければなりません。
なぜ、こんな法案が浮上してきたのか?
そのねらいは海外へ戦争する国づくりです。
戦争はだれだって嫌ですから、国民に反対運動を起こさせないようにするために、知る権利や表現の自由を奪ってしまうのです。
権力にとって国民に知られると都合の悪いことは、一切合財「秘密保護」の対象に指定されますから、その情報を知ってしまったら法の縛りを掛けられてしまい、他人にないようを知らせると、逮捕・懲役で処罰されてしまう!
いったい、どこの国の話なのでしょうか。
まさに弾圧立法そのものです!!
そもそも憲法違反です。
9条をはじめ、憲法改悪の企てがうまくいかないのならば、先に法律を制定して強引に
戦争協力体制を敷いていこうとしているのでしょう。
自民・公明安倍政権は、みんなの党とともにこの法案を衆議院で可決させてしまいました。
昨年の総選挙や今夏の参院選でこんな法律をつくってほしいと願って投票した人はほとんどいなかったと思います。
公約違反です。
しかしまだ、参議院での戦いがあります。
徹底審議と全国の運動によって安倍内閣の暴走を食い止め、日本の自由と民主主義を守りましょう!!!
「2020年に東京オリンピック開催」。
これからオリンピックの報道が増えてくるのでしょうか。
「息子が東京でスポーツ関連の子会社に勤務しています。当面経営は安泰かなあ。景気が良くなってくれればいいなあ」。
私の知人はテレビを視て東京開催決定に喜び、期待を込めて私に語ってくれました。
東京オリンピック開催に期待をするのは自然な感情だと思います。
ところで最近、特に参議院選挙後、「しんぶん赤旗」のスポーツ記事が世間から注目を集め、メディアで立て続けに取り上げられています。
詳しくは9月6日付けの日刊「赤旗」に掲載されていますが、友情と他者尊重を信条にする「赤旗」スポーツ報道の精神を多くに人に知っていただけたらなと思います。
参議院選挙は比例区で5議席を獲得し、目標を達成。
この目標を達成したこと自体、嬉しいことだと思います(^^)
さらに東京・大阪・京都選挙区で激戦を勝ち抜き改選3議席の2倍を上回る8議席を獲得しました。
これで参議院において日本共産党は11議席の議員団になりました。
本当に多くの方から「今度は絶対に勝ってよ!」などと期待の声をかけていただきました。
責任重大です。
今回の勝利を”躍進の第1歩”として、今後さらなる前進を勝ち取り、くらしと平和を守る政治や社会を実現していきたいと思います。
自民党・公明党政権が、衆・参で安定多数を得て、いわゆる「ねじれ」が解消されたと、よく報道されますが、消費税増税や原発再稼動、TPP交渉参加、憲法改悪などに突き進もうとしており、国民との間の矛盾は、一層激化していくことでしょう。
私見ですが、できるだけ早い時期に解散総選挙を実現したいものです。
いずれにしても、国会において発言力が増した分、公約実現のために、要求実現運動でも、これまでに以上に前進させていきたいと思っています。