7月に兵庫県知事選挙が行なわれます。昨日の神戸文化ホールでの「2000人集会」は大きく盛り上がりました。憲法が輝く兵庫県政をつくる会代表幹事の津川ともひささんの決意表明の模様を動画にしてみました。
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①大ホール入り口から、若いサポーターの人たちといっしょに舞台へ上がるシーンです。
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②光の関係で、姿が見えにくくなっていますが、とても力強い演説内容です!!
社会的に少数の立場に置かれている人たちが肩身の狭い思いで生活せざるを得なかったり、また差別や偏見によって、「ありのままの自分」を肯定できないとすれば、その社会は健全であるとはいえないと思います。
性的マイノリティ(LGBT)は、性意識や性行動に関わる事柄です。
また、当事者の方が明らかにしなければ、事態が表面化しません。
最近では、この問題を取り上げるニュースや書籍も増え、国や全国の自治体レベルでの取り組みも始まり、広がりつつあります。
いま性的マイノリティの人たちの人権を守り、社会的地位の向上をはかることが強く求められています。
先日行われた宝塚市長選挙では、中川智子市長が3選されました。
私が注目しているのは、同市の性的マイノリティへの取り組みです。
同市では、電話相談の開設や継続的な講演会の開催、保育・教育現場向けのリーフレットやDVDの発行、私立学校へのはたらきかけ、さらに同姓パートナーを尊重する仕組みづくりに努めています。性的マイノリティの人たちに寄り添うまちづくりの取り組みを次々に進めているようです。
神戸市も第4次男女共同参画基本計画で、「性的マイノリティへの理解・配慮も含めた人権尊重に関する教育・啓発の取り組みを進めていく」としています。
人権問題の一つとして、保健福祉局・教育委員会、市民参画推進局が理解の促進に取り組んでいるとしています。
先日の予算特別委員会でも指摘しましたが、市民の目に見える形での活動はとても弱いのではないかと思います。
就学援助には給食費の補助も援助費目に含まれています。
給食費は1食あたり、小学校で260円、中学校で300円です。
一か月の給食費は小学校が4350円。
中学校は予約制ですが、仮に平日毎日利用する場合で、6000円前後になりますから大きな負担です。
実は、給食費を払いたくても払えない家庭が少なくありません。
小学校の場合、2015(平成27)年度で104人の家庭が未納だとお聞きしました。
今春からの給食費値上げでいっそう給食費の支払いが難しくなる家庭が増えてくるのではないか…。さらに、卒業までにやむを得ず、未納分を残している家庭も少なくないようです。
就学援助制度がより手厚い自治体と、そうでない自治体とでは、給食費の滞納額に違いが見受けられるとの調査結果もあります(跡見学園女子大学の鳫 咲子さんの調査研究~「子どもの貧困と教育機会の不平等」・明石書店より)。
国が各自治体に就学援助補助金単価を2倍に増額する旨、通知を出したことは朗報であり、日本共産党議員団と市民の運動とが作った貴重な成果です。