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やがて春が来る

もう、毎日毎日冷凍庫の中で活動しているようだ!車のフロントガラスには氷が張るし、ハンドマイクを握っても、口と頭が固まって演説にならない(**;)右手は鉄棒のように冷え切り、訪問中は公衆トイレを探す…。夕方、学園都市駅周辺のビル風は最高だった!!互いの姿は見えない。冬の戦いであり、自分との戦いでもある。閑話休題。今日はうれしいことがあった。20歳の青年が入党を決意してくれた!生活相談活動で親身に援助してきた70代の仲間たちとのあたたかい結びつきが、「二十歳」で人生の門出を祝った!!やっと就職先が見つかったらしい。親孝行もするんだろうなあ♪共産党員の生き方は決して難しい生き方ではないんだよ。いっしょに歩もう!人生を社会進歩と重ね合わせて♂

震災から16年~1月17日をどう過ごしたか

16年前、私は須磨の学習塾で専任講師として働いていました。私立中学・高校の受験シーズンを直前に控え、教材研究に熱を入れていました。震災の当日は、何がなんだかわからず、街中で人が横たわって死んでいるという事実も実感として沸いてこず、あの日も、いつものように生徒を塾バスから迎えるつもりでいたほどのん気に構えていた私でした。しかし、電気もガスも来ない。しばらく電話も通じない…街中で人がたくさん死んでいるんだ、街が燃え続けているんだ!現実を現実として受け止めていくうちに、自身のふわついたこれまでの生き方への疑問と恥ずかしさを感じ始めたのもその瞬間だったと思います。全国から支援の輪が広がり、青年がボランティアに立ち上がり始めた!弁護士を志していた当時の友人とは、「こんなときに受験産業なんかやっててむなしいなあ」などと、互いに生き方について語り合うようにもなりました。さて今朝、久しぶりに諏訪山の展望台へ登り、早朝の追悼式に参列しました。午前5時46分は、氷水を体全体でまともに浴びているかのような酷寒の夜明け前でした。高台から見下ろす風景はまだ薄暗く、東の空の夜明けを首を長くして待ちわびているかのように、電気の光がビル街を横たわっていました。トランペット奏者・松平晃さんの音色は絹のようにやわらかく、”百万ドルの夜景”と響きあっているかのようでした。日中、市内各地で追悼集会がおこなわれましたが、私は参加を断念し、時間の合間を見つけて垂水区の災害公営住宅の各戸を訪ねることにしました。「兵庫区で全壊しました。今は落ち着いていますが、できることなら、前の家に戻りたい」「今は、夫の介護に付きっ切りです」「借り上げ住宅に住んでいらっしゃる方、これから大丈夫でしょうか?」とても寒い日に、突然家のチャイムを鳴らして訪ねた私に、ドアを開け話して下さった高齢の方々からの一言一言─。訥々とした訴え方から、神戸の現実が伝わって来ました。※写真は、諏訪山公園・ビーナスブリッジにて。午前6時過ぎ。

今日は興奮した!

今年の新年会もほぼ一通りすんだのだろうか…4月のことを意識してか、参加者・主催者からいろんな意見や要望を聴けた。母親の認知症の介護と治療について、「地域主権改革」に対する共産党の見解と対案について、孤独な日常生活、党名について、なぜ選挙に勝てないのか…どれも私や共産党に勝利と活躍を切に願うものであり、対話のしがいがあった!いつになく盛り上がり、一体感(?)を感じたそれぞれの新年会。みんなで唄を歌うと特に盛り上がる♪なかでも、今日あった明舞後援会の新年会は、まるで4月10日を先取りするかのようで「ガンバロー!」の一体感を共有することができた!!うたごえの名曲「たんぽぽ」で始まり、続いて、デイサービスで必ず唄うらしい「青い山脈」。そして最後に「がんばろー」。♪が~んばろ~突き上げる空に~♪私が生まれる前に青春時代を過ごされた人たちらしい選曲。みんなで肩を組んで、畳の部屋で元気に歌った(^^)/思えば、この4年間、明舞地域では、いま青森県でがんばっている吉俣洋さんのお父さんを中心に、生活相談や「赤旗」読者増やしなどで、とくによく取り組んできた。おかげで新しい仲間も年末・今年と何人か迎えることができた。人生経験や活動歴に違いはあっても同じ志を共有しあえ、活気に満ち溢れた新年会に結実したのではないか(と、勝手に思っている)。僕の心はこのブログを書き込んでいる今も興奮気味だ!!!働く者の味方、真面目に生きようとする人の味方の党を垂水全域で強く大きく伸ばしていきたい…

3つの責務

私は今、3つの「責務」を感じています。

第一に、私自身の活動のあり方に対する責務です。私はこの3年余りの間に、かけがえのない貴重な勉強をも積むことができたと思います。それは、この街からくらしと政治を変える要求実現運動の先頭に立つことの大切さです。舞子駅の人身事故に見られるJRの安全性の問題、バス路線の増設・増便を願う各地からの要求、また先日、舞子駅で夕方の宣伝中に高齢のご夫婦から、「敬老パスが2倍になったのがとてもこたえています。医者に行くのが経済的にしんどくなりました」と、訴えられましたが、公共交通機関の安全性と利便性の問題や、生活相談所活動を通して深く学んだ福祉と暮らし向上の願いなどに応えていきたいと思います。

第二に、垂水区のたたかい全体に対する責務です。生活相談所は、3年余り、垂水区内外のみなさんからの物心両面に支えられて、今日まで運営されてきました。私たちに寄せていただいた熱い期待に応え、今井まさこ所長とともに、市政・県政において「住民のくらしと福祉を守る」運動の勝利に貢献していきたいと思います。

第三に、未来に対する責務です。日本共産党を強く大きくしていくことは、平和と社会進歩を願う人たちにとってかけがえのないものであると同時に、議会闘争を通じて革命を展望する党として絶対に欠かせない任務です。”特別に厳しく激しい”政治情勢や、それに匹敵する政治的体験をこれから先も体験していくことでしょう。しかし、どんな逆風をも跳ね返せるだけの自力を持った党に生まれ変わらなければいけないと、私は思います。綱領実現のため、日本共産党員としての生き方を選ぶ人を今後、この垂水区でどれだけ多く迎えるか、それは住民の利益に対して、党の未来に対して、絶対に欠かすことのできないことだと思うんです。党員、日刊紙、日曜版の新たな読者を仲間のみなさんとともに確実に広げていきたい。私と同世代で全国でがんばっている同志たちの経験に学んで、垂水区を代表する日本共産党の政治家として成長していきたいと思います。

自分の演説について思うこと

街頭で対話をしていて、「派遣切りでひどい目にあいました」「敬老パスの運賃値上げで買い物や通院を控えざるを得なくなりました」「こどもでもわかる演説をしてほしい」など、いろいろと注文を受けます。あらかじめ知っていても、言われてみて、いっそう理解を深めること度々です。一方通行的に自分の主義主張を述べたり、”お願いします”調の訴え方では市民に心が届かない。できる限り多くの方と対話し、願いを受けとめて演説に磨きをかけていきたいと思います(写真は昨年、区役所前で敬老パス値上げ反対の署名を訴えたときのものです)。

“発展途上人”の私が、今思うこと。

今は、新年会のシーズン。私や今井さんは、各地からの誘いに応えて大忙しです。昨日、今日と2つの地域の仲間とささやながらも心のこもった新年会を愉しむことができました。なにせ、共産党が企画する「新年会」ですから、派手でも盛大でもありません。私が参加したK山地域でもJ山地域でも、私にとっては、人生の大先輩たちの集まりですが、病身を押しながらも、精一杯私たちを励まし、仲間を励ましながら、新しい年を迎えようと心を通わせる慎ましやかでも心温まる懇親会でした。一人ひとりの仲間を大切にすること、人生の先輩たちに謙虚に触れ合うことは、私自身がこの8年余りの間にその大事さを会得したことの一つでもあります。人生の先輩たちが静かにかつ、厳しくあたたかく見守る中、まっすぐに正直に信念を貫き通せることは幸せなことだと思っています。それぞれの諸先輩達の、長年生きてきた経験から湧き出る数々の助言を、私なりに会得しながら、それを糧にし、今後の活動や生き方に生かせたらなと思います。