「Akahata, la paix pour drapeau(赤旗 平和の旗)」───
アカハタ、ラ ぺ プㇽ ドゥラポ と読むのかな?(p_-)
フランス共産党の機関紙「ユマニテ」が、創刊90周年の「しんぶん赤旗」について特集記事を組んだそうです。
安倍政権による憲法改悪の企ての中で、「『赤旗に』に注目が集まっている」と紹介。
「福島原発事故以降、この新聞は東京電力の安全基準の順守に関するうそを真っ先に暴いた」と批評しています。
今日(2月28日)付けの日刊「しんぶん赤旗」に掲載されています。
また、ユマニテはこうも述べています。
「この新聞は、日本共産党のアイデンティティー形成の議論をも開いた」───
党がソ連・中国からの干渉と戦い、自主独立路線を確立したことに触れています。
フランス共産党といえば、旧ソ連共産党に追随してきた党。
ソ連崩壊後は科学的社会主義を理論的基礎から外してしまったと聞いていました。
この調子だと、イタリア共産党みたいに名前まで変えて、変質してしまうのかな、と心配したこともありましたが。
日本共産党を前向きに、積極的に評価している報道に触れて、ちょっと嬉しく思いました。
今日は福祉環境委員会。
今年度は私が委員長を務めてります。
メインのテーマは、民泊についての条例案(「神戸市住宅宿泊事業の実施の制限等に関する条例案」)の審議。
一言でいえば、昨年国会で可決・成立した住宅宿泊事業法、いわゆる「民泊新法」に神戸市として規制を掛ける条例案です。
そもそも日本共産党は、届出さえすれば民泊の営業を認める国の法律に反対を貫いた立場です。
国の法律だけでは、”やったもの勝ち”のように、民泊があちこちにできかねない。
全国の自治体ごとに事情が違いますが、神戸市では、民泊事業を強く規制するための条例案が当局から提出されています。
日本共産党議員団も条例案には賛成し、今日の委員会で全会一致で採択されました。
事業の実施の制限区域と期間を定めており、都市計画法が規定する住宅専用地域ではすべての期間で民泊事業を禁止し(私の住んでいる垂水区本多聞5丁目は第1種中高層住居専用地域なので、これに該当しますが)、また温泉街の北区有馬町では、閑散期しか認めない内容になってます。
さらに学校周辺などから半径100m以内の地域での実施も認めません。
ただし、設置者の意見を聴いて市長の責任で告示する例外扱いの区域を定めることも認める内容となっています。
また、事業に周辺地域の住民方々への周知行為を定めています。
日本共産党はもちろん、他の会派からも相次いで質問が出されました。
条例が可決・成立すれば、3月15日から事業者による届け出が解禁され、6月15日から実施できることになります。
近隣トラブルなど不安要素がたくさんあることの反映です。
予算議会の会期は3月21日までの35日間。
目についたのが、一般職員の給与水準を削減する条例改定案。
職員数も減り続けており、以前に「これ以上人員削減をするべきではない」と質疑したこともありました。
水道事業を年がら年中ストップすることはできません。
企業団は琵琶湖の水を神戸市を含む5つの構成市に水道水を供給しています。
神戸市は自己水源だけでは、全市民に水道水を供給出来ません。
よって、大きな恩恵を受けているということになります。
企業団会計の収支は純利益を計上しています。
安全でおいしい水道水を安定的に各家庭へ供給するために、現場で働く人達が支えていることを忘れてはなりません。
市議会まで電車で通勤していますが、車中というのは立っていても、座っていても活字に集中できますね(^-^)
管外視察で新幹線を利用することが多いのですけど、移動中の勉強時間ってとても貴重です>^_^<
それとホテルに宿泊中も。
写真は教育学者の堀尾輝久先生の著書。
まだ読めていないものもありますが、買って読みごたえがあります。
いちばん衝撃を受けたのは、憲法9条のような国際平和主義の提案を、時の首相、幣原喜重郎氏がD.マッカーサーとの会談で行っていたこと(しんぶん「赤旗」でも紹介されたことがあります)。
“日本国憲法はアメリカから押し付けられたもの”などとする論に何の根拠もないことを実証しています。
国民によって守り続けてきた護憲の運動にとって、力と勇気です。
もっとも、本日から定例市議会がスタート。
好きな分野の勉強は当分お預け。
平昌(ピョンチャン)オリンピック。
日本人選手が大活躍をしています。
巷での話題も”オリンピック一色”───とまでは行かない思いますが、4年に一度のスポーツの祭典に、テレビや新聞などの報道を通して感動することが多いのではないでしょうか。
「しんぶん赤旗」も連日、大きな見出しで感動のドラマを報じています。
今回は、過去最多となる92か国と地域・2900人を越える選手が参加しています。
わが党からは、志位和夫委員長と笠井亮衆院議員が、平和の祭典として成功することを心から願って、大会開会式に出席しました。
◇ ◇ ◇
私が冬季オリンピックで、とても印象に残っているのは、1984年に開催されたサラエボオリンピックです。
旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナ。
49か国・地域から1274人の選手が参加し。
当時としては、参加国数が史上最高だったと記憶しています。
「東西冷戦」の時代に、″東側の国″で開催して成功を収め、とても感動的でした。
しかし、数年後にはユーゴ内戦。
映像を通じて、平和の祭典の開催地が、信じられないほどの惨状に変わり果ててしまい、たいへんショックを覚え、心が強く傷む思いがしたものでした。
近隣の国家と緊張関係にあるなかで、国を越え、体制の違いを超え、宗教や人種、言葉の違いを超えて一堂に会する。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「北朝鮮の参加について平和的な対話の扉を開いた」とコメントしました。
平和の力です。
北朝鮮の核・ミサイル開発などをめぐり、緊迫の度合いを増している東アジア情勢。
対話による平和解決の道が開かれることが期待されています。