ブログ

代表質疑

9月24日(木)に山本純二議員とともに代表質疑をしました。私の質問文を掲載します。
◇      ◇       ◇
○(戦争法)
まず、先日広範な国民からの猛烈な反対世論を押し切って強行成立した「安全保障関連法」にかかわってお聞きします。この法律の制定には根本的に重大な問題があります。
第1に、日本国憲法の平和主義の原則を根底から覆して「海外で戦争する国」につくりかえようとしていること、
第2に、憲法解釈の変更というクーデター的手法によって国のあり方の大転換を進めて、立憲主義を根底から破壊しようとしていること、
第3に国民の異論や批判にいっさい耳を傾けない民主主義否定の姿勢をとり続けてきたことです。
いずれにしても憲法の平和主義の原則を脅かすこの戦争法の発動によって、犠牲者を生み出すことなど絶対にあってはなりません。そこで久元市長にお尋ねします。神戸市民の代表として、安倍総理大臣に対し、同法の撤回と発動の中止を求めるべきです。いかがでしょうか。

○(神戸空港)
次に神戸空港についてお聞きします。関西国際空港と大阪国際空港の運営権者に対して、一体運営をしてもらおうと、今年度の予算で2億円を計上し、公共施設等運営権(コンセッション)売却の準備を開始しています。
しかしこれには問題があります。神戸空港の管理収支については、「着陸料等の収入から維持管理費を差し引いたランニング収支は開港以来黒字」であるとして、市債の償還部分を切り離して民間に運営権を売却しようとするのです。「地方創生に神戸空港は欠かせない」とか、地域を活性化させるための「関西3空港一体運営」などといいますが、市債の償還、つまり借金を市民に丸抱えさせておいて民間に運営権を売却するようなことは行うべきではないと考えますがいかがでしょうか。

○(介護保険)
次に介護保険制度についてお聞きします。今年4月から、介護保険法の改悪によって制度が始まって以来の大幅な制度変更が行われることになりました。要支援の認定を受けている人を介護保険サービスから外し、安価なボランティアやNPOなどを活用した多様なサービスに置き換えられてしまいます。また、介護事業者にとっては報酬の大幅引き下げによって、事業経営を圧迫し、サービス提供に深刻な影響を与えてしまいます。さらに介護保険利用者負担は「一律一割」から年金収入280万円以上の人、つまり対象の12%が2割負担に引き上げられており、利用者の生活を脅かしています。
しかし、もともと介護保険制度が発足した当初は、「介護に関する国民の不安に対応するため、介護を社会全体で支える」として創設されたはずです。しかし、いまはもはや制度疲労を起こしているのが現状です。こんなことで市民が安心して介護サービスを受けられると考えますか。いかがでしょうか。

○(こどもの医療費)
次に乳幼児等・こどもの医療費助成制度について、お聞きします。わが会派は中学校3年生まで窓口負担も無料にすることを求めてきました。これは、全国的にも兵庫県下でも無料化を実施する自治体が急速に広がってきており、子育て世代の強い願いでもあるからです。また、久元市長自身の市長選挙公約でもありますし、政府自身も「地方創生」として取り組むべきとしている政策分野の一つが子育て支援です。速やかに実施するべきです。いかがでしょうか。

○(公立幼稚園の閉園)
最後に神戸市教育委員会が発表した市立幼稚園9園の閉園計画についてお聞きします。すでにすべての幼稚園で説明会が実施されましたが、保護者や地域のみなさんのショックと悲しみと怒りは非常に大きく、教育委員会に対する強い不信感を募らせています。
「どうしても公立に行かせたい」と言う願いが強いのはなぜでしょうか。それは、公立幼稚園の教育の質の高さについてはどこでも定評があるからです。だから、お母さんたちは「公立幼稚園に行かせたくて引っ越してきたのに」とか、「この幼稚園がここでこどもを産み育てたいという気持ちにさせてくれたのです」などと涙ながらに訴えるのです。また、それぞれの幼稚園がもつ広い園庭では、自然の恵みを学ぶ良き教材として、「遊びの中から学ぶ」のびのびとした教育実践が行われてきました。また地域行事のたびごとに地域コミュニティーの中心的な場を担ってきました。さらに、隣接する小学校の通級指導教室と連携し、早期の段階から発達課題をもつこどもたちへのフォローもたいへん喜ばれています。
それぞれの幼稚園の閉園は地域に大きな「穴」を空けてしまうことになり、重大な損失になります。「閉園撤回を求める署名」が発表後の短期間で合計約20000筆近く集まっていると聞いています。また、本議会にも7件の陳情が提出されました。“幼児期を公立幼稚園で育てたい”と願う保護者の選択肢を奪うことは、絶対に許されないことではありませんか。閉園計画は断固撤回するべきです。いかがでしょうか。

文教こども委員会で管外視察③

    3日目(9月2日)は富山県庁。
    DV被害者への支援策では、進んだ経験を神戸市でも積極的に取り入れていくよう要望していきたいとの問題意識を持ってお話をうかがいました。

    それと、中学生の運動部活動の推進策についてお聞きしました。
    ◇          ◇         ◇
    視察ではいつも、電車・バス・飛行機での移動中やホテルに滞在中が、レポートを書いたり、普段読めていない資料や書物に目を通せる貴重な時間帯になっています。
    また、各訪問先から調査項目にもとづく資料と合わせて、議会の特徴や町の特色、観光名所、ご当地に縁のある著名人を紹介する資料などもいただきます。
    それらは今後、私的に活用することもあるかもしれませんし、また、「最近、コミュニティバスが開通したがどういう経緯で…」「中心部の人口ばっかり増やして大丈夫か?」といった別の問題意識が湧き、あらためて訪れてみたいと思ったりもします。

文教こども委員会で管外視察②


    2日め(9月1日)…まず、荒川区役所へ。
    こどもの貧困対策について、同区の取り組み・概略をお聞きしました。
    区長を本部長に貧困対策本部を設置し、荒川区民総幸福度(GAH)という指標を設け、研究を重ねています。
    印象的だったのは、生活支援や学習支援を提供する団体への補助事業。
    先週視察した豊島の実践も元々は荒川区から始まったようなので。
    小学校は学校選択制を採用していると聞いていたので、質問してみました。
    南千住のような再開発地域はこどもの数が急増しているところでは、学校選択制どころではないと。
    設置から3年。
    どこまで取り組みが進んだのか。
    たとえば、こどもの教育権、学習権では…少人数学級の推進や家庭への経済的支援も必要なのでは?
    ◇    ◇    ◇

    写真は社会福祉協議会の事務所内です。
    「おもちゃ図書館 子育て交流サロン」。
    神戸にもありますが、ここは週5日制で、朝から夕方まで開設しています。
    写真右下に、座って作業しているおじさんが写っています。
    こどもや保護者から壊れたおもちゃが届けられ、修繕をしています。結構、これが好評だとか。

    地域のボランティアのみなさんによって支えられています。
    「理由を問わない一時預かり保育」。
    地域の保護者から「リフレッシュできました‼」と、たいへん喜ばれているそうです。
    元々は「障がいのあるこどもたちにおもちゃの素晴らしさと楽しさを」との願いからスタート。

    「ここは障がいのあるこどもたちと地域との出会いの場です。地域の中で共に育ちあい、心のバリアフリーを作っていきたい。こちらまで来たがらないこどもたちにどうはたらきかけていくかが課題です」。
    こどもたち、お父さんにお母さん、お年寄り、地元の人たちによって支えられています。
    町の温かさを強く感じました。
    その後、足立区へ。こども未来創造館「ギャラクシティ」を訪ねました。

文教こども委員会で管外視察

    文教こども委員会から2泊3日間の管外視察。
    初日(8月31日)は東京都・豊島区役所へ。
    同区は日本創生会議から「消滅可能性都市」と言う指摘され、「国際アートカルチャー都市構想」を。
    三宮のような大規模な開発と、人口増を図ることに相当力を入れているようで…。
    近年、外国籍の方も含めて人口が増え続けています。
    新しい区役所は11階から49階までを高層マンションに持つ(432戸)高層ビルです(共産党区議団は2012年に建設に反対する声明を出していました)。
    区役所内には、若い世代の来庁者が目立ちました。
    待機児童数も当然多いはずですが、新たに認可保育園をつくる計画はないようです。
    新しい区役所は、もともと、以前に閉鎖した小学校と児童館があったところ。
    子どもの数は増えているのだから新たに別の場所を使用してでも、新築する必要があるのではないかと思いました。
    先日の会派の視察で、NPO法人がこどもの貧困問題に向き合った精力的な活動をしていたことと重ね合わせると、行政サイドの子育て施策の遅れが際立って見えます。

こども子育て~会派で東京へ

会派の視察で東京都に。
森本・大かわら・大前議員、事務局員の方と5人での一泊二日間。

26日は世田谷区役所にて。
①中学校給食
世田谷区は一部を除いて中学校の給食をセンター方式から自校方式を採用。
老朽公舎の改築に併せて実施方式を転換しています。
全校に栄養士を配置し、こどもの様子に鑑み、キメ細やかな献立を作れます。
もはや、東京23区では自校調理方式が当たり前になっています。
◇          ◇          ◇
②待機児解消策
同区は全国で待機児童数が最も多いとされています。
しかし、「保育園に入園できなかったために育児休業をしたケース」も待機児童数にカウントしており、そこが神戸市ほか他都市と違うところです。
小規模保育園の整備も進めていますが、主眼は認可あるいは認証保育園の整備が中心。連携施設をしっかりと確保することを先行させているようです。
ただ本当に保育の質を下げないために必要なことは、公立を含む保育所整備ではないでしょうか。
◇          ◇          ◇
③27日は豊島区に。こどもの貧困問題は切実で、対策が本当に必要です。
NPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が、こどもたちへの学習支援や遊び場、交流できる場を提供する精力的な活動をしています。
保育園に入れないこども、不登校のこども、塾にいけないこども、家庭の愛情が特に必要になっているこども…公園や区民広場、お寺などを活用し、プレーパーク、「夜の児童館」や「子ども食堂」を運営。地域の人たちや大学生などの力が支えになっているようです。
こどもたちの居場所として、また保護者同士など地域のふれあいの場として機能し、たいへん喜ばれているとお聞きしました。

※(写真)池袋本町公園では、プレーパークとしてたくさんのこどもたちが支援員の方々が見守るなかで、楽しく遊んでいます。

多聞ひまわり幼稚園で説明会


    今日、多聞ひまわり幼稚園を訪ねました。
    2019(平成31)年度を最後に閉園する計画を神戸市教育委員会が発表し、その説明会があったからです。
    保護者がたくさん来ておられました。
    教育委員会側の説明にだれも納得していなかったと思います。
    垂水北部では舞多聞地区が急速に開け、こどもが急増しています。10園以上の私立幼稚園バスが走っているほどです。
    多聞ひまわり幼稚園にも舞多聞地区から通園する園児がおられます。公立幼稚園はかつて垂水区に9園ありました。
    多聞ひまわり幼稚園は、かつて多聞東幼稚園と多聞南幼稚園が合併して今日に至っていますが、今回、奥の池幼稚園とともに閉園されれば、区内の市立幼稚園はたった3園になってしまいます。
    少子化とは言え、昔よりもより質の高い就学前教育が必要になっています。
    しばしば訊かれます。「反対運動をしてもやっぱりかなわないのでは?」。
    しかし他の会派の議員でも、「これは頑張らなあかんな」と言われる方もいます。
    いま、神戸市の幼児教育を守るために頑張らなければならないときです。

Page 10 of 28« First...8910111220...Last »