月別アーカイブ:2014年11月

バス停にベンチを

神陵台小学校の教室をお借りして、市政報告会をおこないました。

かつては業者運動や婦人運動で頑張ってきたふじたに香恵子さんや、地元の元市議・森原健一さんにも出席していただき、共産党の政策を縦横無尽に語っていただきました。

参加された方は御高齢の方々が多く、バス停のことが話題に。

「明舞北センターのバス停からいつの間にかベンチが消えてしまい、困っています。なんとかならないでしょうか?」と、何人もの方から意見をうかがいました。

垂水区内には、道路幅員条件など、とくに問題はないがベンチが設置されていないバス停が45箇所(市内で367箇所)もあります。

毎年ベンチと上屋の改修に費やした費用は、神戸市全体で500万円から1000万円程度。

高齢者や障がい者などにとっては、バスを待っている間はとても苦痛だと思います。

もっと予算を増やして、早期に対応できるようにはたらきかけていきます。

時間の合間を縫って

今回のバス旅行は集合時刻は午前8時半、解散は午後6時でした。

行きも帰りもそれほど負担のない旅でしたので、いつものように、朝・夕の乗降客に対しての舞子駅で宣伝をすることができました。

解散総選挙が事実上決まっただけに、通行する人たちの様子にも変化を感じました。

安倍内閣の暴走を食い止めるために、日本共産党はあらゆる分野で国民の皆さんと力を合わせてがんばっています。

消費税の再増税は、先送りではなく、中止させましょう。

「海外へ戦争する国作り」を許さず、憲法9条に基づく平和外交に転換させましょう。

労働法制改悪法案は国民的な反対の声と運動によって廃案にすることができました。総選挙で必ず勝利することが、国民のみなさん、地元のみなさんに対する責任だと感じています。

衆院選も地方選も時間はあまりありませんが、一生懸命、誠意を込めて訴えていきたい。

後援会で岡山県へ

毎年恒例になっていますが、今日は共産党垂水区後援会主催のバス旅行に参加しました。

場所は岡山県。港町「牛窓」と備前路。

ふじたに香恵子さん、今井まさこさんとそれぞれのバスに分かれて乗車。

車中では、毎年恒例になっていますが、森原健一県後援会長による、目的地にまつわる歴史の話を。

バスガイドさんはとても可愛らしく気さくな方で、旅の道中でジョークを交え、車中の雰囲気を和ませてくれました。

今回は、「日本共産党が誕生する前の日本国民のたたかい」と題して、瀬戸内市に生家がある画家・竹久夢二が生きた時代背景と「反戦画家」として光を充てたお話でした。

江戸時代に建立され、庶民のための学校教育をしたとされる「閑谷学校」。

紅葉がとてもきれいでした。

午後は古代から「唐子の瀬戸」とよばれた良港をもつ「牛窓」を散策。

朝鮮通信使の資料館やゆかりの井戸、お社があります。

午前8時に集合して解散は午後6時。

それぞれの観光スポットをもう少しゆっくり楽しめたらさらに良かったと思いました。

今回、初めて参加してくださった方、毎年楽しみにして参加していただいている方、普段旅行をする機会に恵まれない方、それぞれが共産党のバス旅行に一日をを満喫。

あっという間に、すべての日程が終了し、夕刻、牛窓を後に一路、山陽道経由で垂水へ。

秋の一日を楽しめる日帰り旅行だったと思います。

熊本市を訪れる

2日目は、熊本市役所を訪ね、熊本国際観光コンベンション協会(観光新興とMICEの推進が柱)から、事業活動の報告を受けました。

熊本城の観光客数が伸び悩んでいますが、近年、PFI事業を導入して桜の馬場城彩苑内に歴史文化体験施設をつくり、熊本城の魅力を引き立たせる工夫を凝らしています。

飲食物販エリアで買い物を楽しむこともできます。

城彩苑裏側の樹木を撮りました。秋の紅葉がとてもきれいでした。

歴史文化体験施設の設備は加藤清正など、戦国時代の武将の功績や当時のお城周辺の様子を分かりやすくビジュアル化し、若手の劇団員の方たちによる寸劇もあり、こどもたちや外国人観光客などにお城への親近感をあたえることでしょう。

しかし、これだけの立派なお城にどれだけの労働力が投下されたのか、人民の側の苦労や築造に果たした足跡が見えてこないのには、物足りなさを感じました。

熊本県荒尾市を視察

外郭団体に関する特別委員会からの行政視察に行ってます。

今日は熊本県荒尾市。

神戸市でもモデル実施されていますが、認知症対策初期集中支援の取り組みついて勉強しました。

同市の健康生活課直営で、地域包括支援センターのスタッフが、認知症の初期の疑いのある人を早期に診断して、対応し、できるだけ長く自宅での生活ができるようする認知症ケアです。

言わば、「早期・事前対応型」。

認知症疾患医療センターを荒尾こころの郷病院に設置し、「認知症初期集中支援チーム」がケア活動をします。

神戸市と違い、市直営にし、専従者を配置して、本人や家族を訪問してまとまりを持ったサポート体制にしている用です。

ケア・サポート期間は半年間。

それでも解決しない場合はケアマネージャーなどに引き継ぎます。

こころの郷病院も視察し、認知症患者の様子も視察させていただきました。

垂水区演説会で私が話した内容

昨日の演説会で私が話した内容(要約)です。

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こんばんわ。遅い時間ですがお越しいただきまして有り難うございます。また、今回初めて日本共産党の演説会にお越しの方もおられます。本当に有り難うございます。最近垂水区では学園都市から垂水北部を経由する交通渋滞の問題がとても深刻になってきております。もともと、ここの開発には、これ以上緑を破壊するべきではないと、反対をしてきました。しかし、今となってはスクールゾーンの交通安全など放置出来ない、警察行政にも関わることでもあり、「ふじたに香恵子県会議員」誕生でともに責任を果たしていかなければなりません。

地方議員は市民にとって最も身近な政治家です。共産党市会議員団は現在9人。今度今井さんと私を含めて12人全員の当選を目指しています。では、なぜ、議員の数を増やさなければならないのでしょうか。私なりに3つの理由を述べたいと思います。

〔1〕安倍内閣の暴走を神戸から食い止めよう。

全国224の地方議会で集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する意見書案などが可決をされています。私はすべての市会各会派に申し入れ、神戸市議会からも意見書をあげていくこと提案しました。しかし、結果は賛成少数で否決。反対した自民・公明などは「従来の憲法解釈は変わらない」「専守防衛は維持される」などと。地球の裏側まででも、派兵して武力行使を認めておいて、何が「憲法解釈は変わらない」でしょうか。日本共産党の躍進で暴走政治に痛打を与えようではありませんか。

〔2〕黒字を作ったのなら市民福祉の向上に。

神戸市はエンタープライズゾーン条例を改定して、大企業を中心に固定資産税などの市税を最大10年間で9割も減免して、大企業誘致のための優遇策を行っています。しかし、1人も正規従業員を雇用しない企業、労働者派遣事業を行っている企業も認定しています。一方、市民には「なお厳しい財政事情で…」と我慢を強いる。では、実態はどうでしょうか。この3ヵ年、毎年約20億円の実質収支黒字です。自由に使える積立金である「財政調整基金」は110億円もたまってきています。これは、介護保険料の値上げ、公立保育所の廃止・民営化など、福祉削減の結果でもあります。この基金、いずれは使われます。私は市民に訴えたい。大いに福祉・くらしを良くするために声をあげていきましょう、と。

〔3〕住民運動と連携し市政を動かす

「子育て支援を強める」ことは重要な課題です。日本共産党は中学校給食の実現、保育所問題などに取り組んできました。少子化と言われますが、マンション建設が進む地域などでは、児童数が急増して教室などが不足し過密状態になっている学校があります。しかし、どこも長年にわたってプレハブ校舎での対応です。神戸市は校舎や学校を急いで新築していくべきです。こどもの医療費の中学校3年生までの無料化はもうちょっとのところまできています。最近、市会に提出された請願は不採択にならず、継続審査扱いになりました。市民の運動が市政を動かしています。日本共産党の躍進で、市民の声がもっと届く市議会にしていこうではありませんか。

私はいろいろな壁にぶつかりながらも皆様に支えられて来ました。私は垂水っ子です。幼馴染みなどからも激励を受けてきています。「困っている人をほっとけない」が私の政治心情です。これからもそういう議員として、最も身近な政治家として成長していきたい。時間はあまりありません。腹をくくって臨んでいます。貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。

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