代表質疑を終えて一言…

昨日の代表質疑について一言。

 妻と義母を傍聴に誘い、眼が悪いため、カメラの光線が入っても字を読み間違えないように原稿の文字を24ポイントに拡大して、万全の対策。

質疑の中身は~中学校給食では、前日の公明党の質疑に対し、「自校方式はコスト面から考えて論外」などと、驚くべき答弁があったので、私は「中学生の昼食に関するあり方検討会で、自校方式のメリットを紹介した発言もあった。主催者が“論外”と選択肢から除外することこそ、論外じゃないですか!」と再質問のときに、教育長を問い質しました。

 「自校方式にはそれなりのメリットはあるが、お金がないのにそこまで予算要求できない」と答弁。

自校方式で中学校給食を実施しているそれぞれの自治体の財政が豊かなわけではありません。

 こどもたちにとって最良の選択肢を選ぶのに、財政上の制約を初めから持ち出してはいけないと思います(ムダづかいは、削ればいいのですから)。

また、教育長が自校方式のメリットを認めている旨、答弁されたことは重要だと思います。

 一夜明けた今日、先週、突然亡くなられた65歳の女性の弔いに遺族を訪ねていったときの一言…「生前、よく給食の署名を集めてがんばってくださいましたね。本当に残念です」「母は僕たち7人兄弟を育ててくれましたので、自身の子育ての経験から、今の子供たちに対する思いが奮い立たせたのだろうと思います」と、息子さん。”神戸の中学校に温かかくておいしい給食を”の願いは、世代を超えて多くの市民が共有していると思います。

明日は代表質疑

明日はいよいよ、代表質疑の日!

一生懸命頑張ります。

今日の与党会派の質問を聴いていて、気になる答弁がありました。

私は、森本真議員(長田区)に続いて、10時40分ごろから40分間、質疑をさせて頂きます。

子育て支援、中学校給食、外郭団体、中小業者への支援策…市民のみなさんからお聞きしてきた貴重な意見や要望を、明日の質疑に生かします。

そして、晩から神戸文化ホールで、演説会。

穀田恵二衆議院議員、堀内照文・金田峰生さんなどが訴えます。

暮らしの願いを実現する運動の春の到来です。

水の科学博物館

昨日の建設水道委員会で、神戸市水の科学博物館(兵庫区楠谷町)に関する議案が出されましたので質問をしました。

指定管理者制度を適用し、5月1日から㈱大阪水道総合サービスが受けることになります(平成24年度指定管理料4100万円)。

共産党議員団はそもそも、指定管理者に運営をゆだねること自体に反対です。

当館は「水全般に関する知識を身につけることのできる社会教育施設・広報拠点」です。

もともと、1989年(平成元年)にオープンした当時から15年間は水道サービス公社が運営していましたが、15年間で87万7000人の入館者(毎年平均58400人)を迎えていました。

2004年度(平成16年度)から「経費削減」を理由に水道局直営にして以降、2010年(平成22年度)7年間では毎年52000人台です。

しかし今回、水道サービス公社は、指定管理者募集に応募していません。

「運営するためのノウハウがないし、採算性・体制面から見てもとても担えない」と、水道局は答えます。

しかし、公社にはもともと、「水の科学博物館課」があり、職員数は博物館がオープンした年には318人いました(7月1日現在で)。

それが、毎年職員を削減し続け、いまでは、161人に。博物館運営のノウハウがなくしてきたのは、水道局自身だと言えると思います。

いずれにしても、今後とも当館がこども達や市民に喜ばれる社会教育施設として、責任を果たしていくことを願ってやみません。

大学入試宣伝

今日は、議会棟の控え室で一日中勉強をしていました。

いよいよ明日から質疑がはじまります。

議会が始まる10日前辺りからだんだんと質問準備で忙しくなり、地元で活動する機会がどうしても減ってしまうのは後ろめたいのですが…。

それはそうと、昨日は国公立大学の前期日程の入試日。学園都市駅前で、共産党と民主青年同盟とが共同して、街頭宣伝をおこないました。

午前中にビラを配布し、試験が終了した夕方ごろから、シール投票などをしました。1時間ほどでしたが、試験が終わり、駅の改札口までの長蛇の列をつくる受験生と少なからず対話をすることができたました。

世界一高い授業料、就職難…私もハンドマイクで訴えましたが、うなずいて聴いてくれる受験生もいました。

写真はシールを貼ってもらったボードです。

貴重な意見だと思います。

中学校給食で第1回目の「検討会」、それと生活相談…

今日は中学校給食の実現に向けた運動に取り組んでいる皆さんから、少し嬉しい知らせを受けました。

今日は第1回目の検討会の日。教育長が財政難を強調する一方、委員のからは、食育を真面目に考えている発言が目立ち、いわゆる愛情弁当論を疑問視する意見もでたそうです。

24日から始まる予算市会。

私も3月2日の代表質疑で、中学校給食について質疑させていただく予定ですが、勇気がわいてきます。

それともう一つ。

何度も私の携帯電話に知らない番号の着信が入っていて、予算懇談会が終わった後、帰宅途中にリダイヤル。

生活相談の依頼者からの連絡でした。

独り暮らしで身体障がいをもつ男性が、昨年夏に母をなくしたにもかかわらず、複雑な理由で、県営住宅から「退去命令」が出され、私は相談を受けていました。

自殺しようかと落ち込んでいた方でした。

いっしょに事務所に駆け寄り、交渉を重ね、退去を免れ、引き続き県営住宅に住み続けることができるようになったそうです!朗報の知らせでした\(^^)/

その男性は「生きる希望が沸いてきました」と私に語ってくれました。

大学へ申し入れ

大学入学試験を迎えるシーズン。日本共産党神戸西地区委員会から、学園都市地区内の大学へ申し入れ文書を手渡しに行ってきました。

1.大学の日常的運営に必要な経費(基盤的経費)の増額と基礎研究支援の拡充をはかり、じっくりと教育・研究できる大学へ条件整備をすすめる。

2.大学の自主性を弱めた国立大学法人制度をみなおし、大学の「生命」といえる“自治と民主主義”を保障する。

3.「大学でお金の心配なく学びたい、将来に希望をもって研究したい」という願いを実現する。

4.大学への公費支出を欧米並みにひきあげる。

ことを求めて、「学問の府」にふさわしい大学改革を実現するためにともに連帯することを心からよびかけたものです。

政府予算案を見ると、国立大学の運営交付金は年々下がり続けてきており、大学経営を脅かしています。

今日、神戸市の平成24年度当初予算案が内示されましたが、神戸外国語大でも、運営費交付金について、次期中期目標期間(平成25年度~30年度)の交付ルールを設定するとしています。

学生の願いに応え、「学問の府」にふさわしい大学にしていくためにどうあるべきか、意見交換をしていきたいと思います。