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垂水駅前の「再開発」について

    神戸市は、「リノベーション・神戸~垂水活性化プラン」なる垂水駅周辺の再開発計画を発表しました。

    駅の近辺に「令和6年ごろまでに人口約1500人分を増やす」としています。

    その最大の特徴は垂水駅東側の一区画に地上30階建ての高層タワーマンションを建設すること。

    「民間主導の開発」とはいえ、神戸市が2019年度予算で設計費を丸抱えしています。

    「再開発に合わせて、商売を止めます」

    「他へ移って商売をする」

    「工事期間が長い、騒音対策はどうなるのか」
    「大型車両の出入りが心配です」

    「垂水小学校は今満杯、これ以上子どもが増えると大変」など、周辺住民から私との懇談で多数寄せられました。

    これで魅力ある駅前の再生が実現するでしょうか?

    活力あり、賑わいのある垂水商店街にしていくことや魅力ある街の再生は、景観を配慮した低層の開発で可能です。

    神戸市の計画には、垂水図書館の再整備や「子育て支援拠点の整備」など、区民からの強い要求を一定反映した内容も含まれていますが、だからと言って、高層タワーマンションにする必要ありません。

    だいたい、再開発計画の具体的な中身について、一部の地権者や開発業者など以外には、ほとんど知らされていません。

    垂水の中心部、玄関口は一部の人たちだけのものではなく、区民みんなのものです。

    高層タワーマンション建設が主であるこの計画はいったん中止させ、すべての垂水区民に喜ばれ、魅力ある再開発事業に転換することこそ必要です。

資本論と私

    今日は“資本論と私”なんて、たいそうな表題をつけてしまいましたが…。

    いま、新版「資本論」は第3冊目が発売されています。

    最近の日刊「しんぶん赤旗」で、学者・研究者の方が「資本論」とご自身とのかかわりを紹介した記事がよく掲載されており、読んでいて、私も「買って読まなきゃ」と触発されまして(^^ゞ

    私は2分冊目まで読みました。
    大事なところに線を引いたり、チェックを入れたり、何かを書き込んだりしながら読んでいます。

    どこに線を引いたか。

    例えば第2分冊の
    ・「労働力の使用は労働そのものである」(第3篇第5章第1節より)。

    …いっしょに勉強会をしていて、「労働と労働力の違いってなんなん?」と質問が出ることもあるのじゃないでしょうか。

    私は趣味的には、イギリスの農業に関心があるので、主に第3部かな(^_-)?

    過去にも読みました。

    第1部から第3部までの通読を2回しましたが、まあ、とにかく字ずらに目を通す。

    不破さんの本を購読して、そのついでに関係する箇所に目を通すことくらいはいまでもしていますが。

    まあ、そんなこんなで、例えば、「労働力の価値」だとか、「資本の有機的構成」だとか、「差額地代と絶対地代」だとか…主だった術語を解説書で「理解」する程度。

    されど「資本論」(-_-)

    そんな読み方でいいのか…。

    今回読む上での問題意識!

    多くの大学で学ぶような経済理論は高校以上の数学の知識くらいがないとなかなか深まらないでしょう。

    しかし、「資本論」はたしかに難解ですが、“人生経験”で読める。

    ある方から党の会議の席上で、こんなことを言われたことがありました。

    「最近の個々の経済事象は新聞や雑誌などを読めば、だいたい分かる。しかし資本主義社会の仕組みがどうなっているのか、僕は経済学を学ぶことが大切だと思う」。

    激動する情勢。

    科学的社会主義の基礎理論を学ぶことはとても大切!

優先するべきは、市民の利益~EUについて

    EU(ヨーロッパ連合)からの離脱(Brexit)をめぐって国民世論をほぼ2分したイギリス。

    12月実施の総選挙は、「EU離脱」を前面に掲げた保守党が大勝しました。

    そして、昨日の欧州議会でイギリスのEU離脱協定案が可決しました。

    賛成621、反対49、棄権13でした。

    これで、本日31日に離脱することになりました。

    そもそもイギリスで、「離脱するべき」が支持を集めた背景には何があったのか。

    「しんぶん赤旗」が紹介しています。

    炭坑や重工業が衰退した地域での緊縮政策への反発などがあるということ。

    さらに保守党政権は公共部門の民営化や規制緩和を徹底して行い、福祉や介護、警察、消防、学校教育などの予算を削減してきました。

    これが、貧富の格差拡大、ホームレスの増加にも拍車をかけました。

    イギリスは離脱しても、このままEUに留まっても、大多数の国民の切実な要求にこたえることこそが切に求められているのです。

    EUの出発点は第2次大戦後、西欧諸国が非戦・共栄を目指したことですが、域内の市場を統合して、通貨、関税、エネルギー、農林漁業など共通の経済政策を敷き、人、モノ、資本・サービスの自由移動を進めてきました。
    加盟28か国で構成される、このヨーロッパの巨大市場は大企業による経営など労働生産性の高い部門には有利でも、中小企業や小規模農、そして多くの勤労市民にとって決して良いとは言えません。

    EUは日本に比べれば、“より良く”ても、決して域内の人民にとって、暮らし良い社会になっているとは言えない。

    「しんぶん赤旗」は、欧州統一左翼・北欧緑左翼会派のシルデワン共同議員団長が「英国の離脱はEUへの警鐘だ」と述べ、EUが「緊急政策に固執し、企業の利益を市民の利益より優先する」政策を転換しない限り、「英国に続く国が出る」と警告していることを紹介しています(1月31日付)。

    私は、先日のブログでEUには懐疑的な考え方を持っていると書きました。

    だからと言って、EUの瓦解を望むわけではありません。

    私が学生の頃、ソ連・東欧の政権の崩壊で、いわゆる冷戦時代が終焉し、“社会主義崩壊、資本主義万歳論”なるものが吹き荒れていました。

    そんな状況下で、EC(当時)の統合は、巨大なヨーロッパが誕生すると評されたものでした。

    その後は1985年のグリーンランドの離脱を除き、EUへ加盟する国々が続々と増え続けてきました。

    ヨーロッパの発達した資本主義諸国等が、日本とは異なる社会発展の経路をどのようにたどるのか、今後とも注目していきたいと思います。

がっかりしていること

4月に選出されるイギリスの労働党党首選挙に、私はがっかりしています。

それは、どの候補者(現在4人)も核抑止力論に立っていることです。

その中には同国が保有する核ミサイル「トライデント」の更新に賛成した候補者も。
右派の影響力が根強い党内事情を感じさせられます。

「誇り高き社会主義者」を自称するレベッカ・ロングベイリー候補は、「トライデント」の更新には反対しましたが、「核抑止力を持つという観点から、PM(Prime Ministerの略。首相のこと)は必要に応じてそれを使用する意思があるというメッセージを送る必要があります。だからといって、私は核兵器に賛成するわけではありません。私はそうではなく、すべての国が相互に武装を解除するように働きかける役割があると思います。私は彼らに同意するかどうかにかかわらず、ドナルド・トランプ大統領を含むリーダーに会います。会話を断ち切るべきではありません。また、平和と安定をもたらす関係を育むことでもあります」

この発言には支持者からも落胆する声が上がっているようです。

保守党の政治家からは、「(核兵器に同意しないが、必要に応じて使用すると語っていることについて)これはとれも支離滅裂(incoherent)だ」との批判も。

12月の総選挙での惨敗の責任を取って党首を辞任するジェレミー・コービン氏は、市民から「核攻撃が切迫していたらどう対応するか」との問いかけに、「どんな脅威にもまず交渉と対話で対処していく」と答えていました(日刊「しんぶん赤旗」2017年6月11日付け)。

さらに、イギリス単独でも核兵器を廃絶するべきだとも主張してきました。

党首が代わり、同党の核政策は元に戻ってしまうのか…。

               ◇     ◇     ◇

2017年に成立した核兵器禁止条約は、年々批准国や署名国が増え、発効の日が近づいています。

日本共産党第28回党大会で、不破哲三社会科学研究所所長は代議員として発言し、「発達した資本主義の国ぐにの政府の多くは、世界平和をめざす人類的な意思に背を向けている」と指摘しました。

唯一の被爆国である日本政府の態度は恥ずべきものです。

近年のイギリス労働党は保守党政権と対峙して、大企業や富裕層への課税強化、社会保障・公共サービスの充実、地球規模の気候変動の抑制など、国民の生活実態に寄り添った政策を打ち出して、期待を集めてきました。

核兵器廃絶の運動もしっかりとある国なので、平和と社会進歩の方向への積極的な連帯に背を向けるならば、たいへん遺憾です。

イギリス労働党の党首選

    昨年末のイギリス総選挙で、与党の保守党が単独過半数を獲得する一方で、野党第1党の労働党が惨敗し、「社会主義者」を自称するジェレミー・コービン氏が党首を辞職することになりました。

    同党は嘗てのブレア~ブラウン政権時代とは様変わりをし、暮らし・福祉の向上を切望するイギリスの国民の願いに応えようとしているので、誠に残念でなりません(>_<)

    一昨日のロンドン・トラファルガー広場での集会では、コービン党首は、イランとの戦争に反対し、イラクからのイギリス軍の撤退を求めて、

    「どんな理由があろうと民間航空機の撃墜は許されないし、他国の指導者の暗殺も許されない」

    「あらゆる問題で米国政府を支持するのではなく、国際法と世界の平和と正義の側に立つべきだ」とも述べています(日刊「しんぶん赤旗」13日付より)。

    総選挙の争点となったEU離脱の是非について、同党が難しい判断を迫られたことは確かです。

    「離脱」に賛成か反対か、態度が曖昧でした。

    党内は離脱派と残留派とが真っ二つに分かれており、各候補者はそれぞれの選挙区で別々の主張をしていたようです。

    党内外からの執行部への突き上げや攻撃もあったのでしょう。

    執行部はぶれていました。

    敗因ついて様々な指摘がありますが、党内が派閥に分かれ、綱領的文書で統一した見解や政策を持つことができないと、力が弱まるということではないでしょうか。

    ところで、3月頃予定の党首選挙が行われますが、立候補予定者は女性が多いです(@_@)

    最近、私が注目している40代の女性候補(レベッカ・ロングベイリー下院議員)は、自らを「Proud Socialist(誇り高き社会主義者)」と紹介し、「Together we will build a winnng vision of a socialist future.(ごいっしょに社会主義の未来の勝利のビジョンを構築します)」などとも述べています!(^^)!

    所得格差の著しい拡大、こどもの貧困、ホームレスの増加はサッチャー政権以来、際立った形で浸透した新自由主義の所産です。

    気候変動、移民・難民の受け入れ問題などの国際問題についても、これまでの政治のあり方に限界を感じ、克服を強く願っている人が多いのではないでしょうか。
     
    日刊「しんぶん赤旗」の新春対談(1月1日付け)では、志位委員長がアメリカを例に社会主義の新たな形での「復権」が起こっていることを紹介しましたが、イギリスのこの事例もあてはまるんじゃないかと…あくまでも私見ですが(^^ゞ

今年一年を振り返る


(◇ スカーレット)

今年一年をふりかえって、漢字一文字で表現するならば…

捲土重来の「捲」でしょうか。

漢和辞典で意味を確認してみても、あまりピタッとは来ませんが。

まあ、個々の局面でがっくりすることが多かったですね(^▽^;)

◎12月のイギリス総選挙。

「社会主義者」を名乗るジェレミー・コービン党首率いる労働党が惨敗し、自ら辞任を表明したこと。
イギリスのEUからの離脱の賛否、保守党政権下で続いた緊縮政策の是非などが争点でした。

EUは域内の市場を統合して、通貨、関税、エネルギー、農林漁業など共通の経済政策を敷き、人、モノ、資本の自由移動を原則としています。

加盟28か国で構成される、このヨーロッパの巨大市場は、大企業による経営など労働生産性の高い部門には有利な反面、中小零細企業や零細農の経営、そして普通に暮らす多くの人々には決して良いとは言えません。

EUへの不信は域内全体で高まっています。

私もEUには懐疑的です。

イギリスが直接、この共同市場に関わり始めたのは、1973年(当時のEC・ヨーロッパ共同体)からですが、特に保守党政権の下で、公共部門の民営化や規制緩和に拍車が掛かり、福祉や介護、警察、消防、学校教育などの予算が削減され、貧富の差が深刻になっているようです。

イギリス労働党は働く人たちの貧困・失業の一層、雇用の創出、介護・福祉住宅の充実、学費無償化などを訴えていました。

また国連会議で、「核兵器のない世界」をめざして連帯していくことでわが党と合意しています(2018年7月・日本共産党96周年記念講演より)。

1990年代末~2010年頃までの労働党政権時代(主にトニー・ブレア元首相の頃)の同党は、保守党政権とほとんど相違ない感じだったのですが、いまや、ずいぶんと様変わり。

“FOR THE MANY NOT THE FEW”のキャッチコピーを掲げた同党。

“一握りの富裕層などのための政治ではなく、多数者のための政治を”ってところでしょうか?

それだけに、残念です。来年早々にも党大会で新しい党首を選出するそうですが、また同党は“右旋回”するのではないかと…。

しかし、コービン党首を2015年に選んだ背景はイギリス社会の現状です。

EU離脱後の影響に揺れることが予想されるし、いっそうの格差と貧困が拡大することも懸念されます。

同国における社会進歩の流れが強くなっていくことを期してやみません。

◎自分の家族と親族の病気、入院、介護のことで走り回る毎日になったこと。

幸い、病院や介護職員の人たちに親切に対応していただいています。

社会保障に携わる仕事の大切さを強く感じました。国の政治が大きく転換すれば、この国は相当優れた福祉国家になれると思います。

◎4月の自身の選挙で再選を果たせなかったこと。

「赤田君元気にしてる?」「4年もあるのか…長いな。でも、頑張ってほしいな」

よく、支持者の方たちが、地元の党員の方が支持者の方たちから聞かれるそうで(^^ゞ
本当にありがたいことです(#^^#)

現在、何をしているのか。

いろいろやっていることの一つですが…実は昨年秋から垂水駅界隈の商店を訪ね、消費税を緊急に5%に戻す党の政策をお伝えしながら、今度の営業への不安や要望など、ありのままの声を聞き取ってきました。

日本経済の落ち込みが長期に渡る下で、
「商売を続けるとしても、店舗を縮小するしかない」
「終戦直後から商売を続けてきましたが、もう店じまいを考えています」などと、不安を抱きながら営業していることが分かりました。

安倍政権は、国民の暮らしの悪化も景気と経済を壊すこともかえりみず、2度にわたり消費税の大増税を強行しました。

これは日本経済にとって致命的な打撃です。

5%への減税は最大の景気対策です。

商店で働いておられるみなさんから多岐にわたる意見や要望、とりわけ消費税については大抵の方と思いを共有することが出来ました。

◇   ◇   ◇
以上、3つ書きましたが、1年間を断面で振り返ると、良くないことが続きましたが、一歩引いたところから総括してみると、決して“良くない1年”でもないのではないかな(^_-)?

来年、総選挙が行われれば、必ず野党が勝利をして日本共産党が躍進をし、安倍政権に代わって暮らしと平和、民主主義を擁護するまっとうな政権を実現するために頑張る一年に(^O^)/!

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