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台風の一日

新しい住居に引越してから1週間。仕事の合間を縫っての作業であるだけに、いまだに、ウチの中は、ダンボール箱の山。一体いつになったら、落ち着くのやら(^^;)今回が、引越してから、初めてのブログ更新になると思います。ところで今日は、台風のせいで、予定されていたことが次々とキャンセルされ、自宅で落ち着いて過ごすことができました。8月29日から31日まで、建設水道委員会で、関東方面へ視察旅行に行ってきたので、私と妻の両方の実家に土産話をしてきました。久しぶりの行政視察でしたが、勉強にはなったと思います。また、後日にご紹介しようと思います。

垂水年金会館

 

広い廊下にバケツがポツンと二つ置かれています。写真ではわかりにくいですが、「注意!」と書かれた赤い円錐形は、天井からの雨漏りがしていることを表示しているのです。実は、この写真を撮ってのは、晴れた日のこと。雨など降ってもいないのになぜか、天井から水が滴り落ちてくるのです!年金会館の屋根は相当傷んでいるようです。近傍の公共施設と比べて、使用料の安い部屋を提供してくれる垂水年金会館は、「こうべ市民福祉振興協会」という外郭団体が管理運営しています。通常は、この廊下の前にある大ホールは、ダンスを愉しむみなさんがよく利用します。私が当センターを訪れた日、補修工事の相談が取り交わされていました。修理といっても、仮の部分補修に過ぎず、まら、雨漏りが発生することを逃れることはできないようです。昨年1年間の利用者数は、92787人。ホールや会議室を2061件の市民が使用してきました。決して豊かではない予算の枠内で、思うように工事・改修をおこなえないことに、職員のみなさんはたいへん心を傷めておられました。「屋根全体のコーティングするべきではないか?」私は、26日の「外郭団体に関する特別委員会」で神戸市当局に要望しました。答弁は、「今、部分補修工事をおこなっている。屋根を全面改修する必要があるのか、どうか。必要性を検討する」(市民福祉振興協会常務理事)と言う答弁でした。たしかに、年金会館を含む「垂水海浜センター」は、赤字経営。しかし、毎年200万円前後の補助金が年金会館に寄せられるのです。海に面し、環境に恵まれた会館です。ぜひ、全面改修を前向きに検討していただきたいものです。

引越しします

”今よりもちょっとでも広いウチに”妻と以前から約束をしていた引越しをこの夏に実行することに決め、今日、一切合財の荷物を運ぶこととなりました。いまの住居には独身時代から8年8ヶ月間過ごし、3度選挙を経験しました。1期目のときに地域の仲間からの紹介で、妻と結婚をして同居。狭いのはまったく当たり前のことでした。ようやく約束を果たすことができました。「新居」といっても、転居先は今までの住居から歩いて数分のこころにあり、まさに目と鼻の先!これからも本多聞地域でお世話になります。

外国人生活相談

神戸市内には、127カ国44882人(7月1日現在)の登録外国人が暮らしています。長引く経済不況が続くこの国を、決して住み心地がよいと感じていない方が多いようです。民間団体も自治体も、社会全体で日本語を使って生活できない人たちへの支援の輪を広げていくことも大切な課題です。神戸国際会館(中央区御幸通8丁目)20階の神戸国際コミュニティセンター(KICC)では、6言語(英語・中国語・韓国朝鮮語・ベトナム語・スペイン語・ポルトガル語)対応で、生活相談員が日常生活に関する相談業務を窓口及び電話にて実施しています。福祉医療、年金、就職活動など相談内容は多岐に渡り、年間1100件を超える相談を受けてきています。ただ、案内のパンフレットは極めて文字が小さて読みにくく、区役所に置かれていないため、私たち日本人や未登録の外国人には届きません。国際都市神戸にふさわしく、支援体制をより充実させ、区役所や勤労市民センターなどに、わかりやすい案内パンフを置くように神戸市に要望しました。

ジェネレーションギャップ

昨日の合宿、仲間の議員と夜中の3時ごろまで宿舎で夜明かしをしていたのですが、会話をしていて、たいへん大きなジェネレーションギャップを感じさせられました\(゜゜)/たとえば、「はまだまり」という名前から誰を思い浮かべるか?私にとっては、ハードロックの浜田麻里さんなのですが、私よりも5~10歳以上若い世代になると、「だれそれ?」「モダンチョキチョキズの濱田マリさんのこと?」ってな調子です(;;)「さあ、このなかで、AKB48のメンバーの名前何人言える?」「○○」「△△」…7人が順番に一人ずつ名前を挙げていき、最後に私が答える番。「う~ん、国生さゆり」…。部屋の中の空気が真っ白になってしましました(**)

合宿研修会から帰ってきた夜、近所の市営住宅(舞子山手住宅)の盆踊りに参加して。焼きそばを食べているところ。

国民健康保険制度に思う

 昨日、今日と一泊二日間、龍野市内で議員研修会がありましたので、行ってきました。全県からウチの党の議員が集まる、充実した内容の学習交流合宿でした。そこで学んだ国保の問題について一言。県下では、国保料が払えずに困っている方がたくさんいます。保険料の未納・滞納件数の多さは神戸市だけでなく他都市でも深刻さを増してきていますが、滞納件数が比較的少なければベターなのか?いや、決してソウではありません!たとえば、姫路市と尼崎市とでは、加入世帯数はほぼ同数、加入世帯の所得層の分布割合もよく似ています。ところが、滞納件数は尼崎が姫路の2倍と多い、それならば、姫路の方がいいのかと言うと、決してそうでもない。というのは、”差し押さえ”件数と差し押さえ総額では、姫路市の方が圧倒的に多いのです。差し押さえ総額で比較すると、1000倍以上違います。困っている世帯に対し、滞納を重ねる前に、預貯金や年金、国税還付金などありとあらゆるなけなしの資産を差し押さえてしまっているのです。「4人のこどもをかかえています。夫が失業して、国保になりましたが、保険料の滞納が嵩み、”無保険”にされました。私も心の病とたたかって、とても苦しいです…」このブログをかきながら、先々月に私が受けた若い女性からの生活相談の経験を思い出しました。医療保険制度は、社会保障制度の一環です。国や多くの自治体によって、意図的に「国保は相互扶助によって成り立っている」などと、国民にふき込まれていますが、もともと1958年の国保法制定当時は、「社会保障および国民保健の向上」を目的として、他の医療保険に加入しない全国民に医療を保障する制度として導入されたのが国保制度のそもそもの成り立ちでした。自民党政権によって国保制度が大改悪され続け、人の命を守るどころか、高すぎる保険料の取立てによって命さえ奪われかねないものにされてしまいました。「相互扶助」ではなく、憲法25条の生存権にかかわる国民の権利として国保制度を本来あるべき制度に立ち戻らせ、国庫負担を1984年の改悪前の水準にまで引き上げる、また地方自治体からも、一般会計から国保会計への繰入額を増やすことなど必要な財源を確保し、国民の命とくらしを守るよう求めていかなくてはなりません。