「都構想の中身がよくわからない」
「何を判断に投票したらいいの?」
明日、投票日も応援合戦が繰り広げられます。
今日、西九条駅や千鳥橋駅前などで、維新・橋下陣営の街頭宣伝隊が盛んに宣伝をしていました。
全国から動員をかけての必死の巻き返しです。
演説を聞いてた通行人が、「あの人たちは『自民党が共産党と一緒にやっている云々…』と難癖をつけていたよ。あんなこと言っているようじゃダメやね」。
相手側の陣営は大阪市の廃止・解体に反対して戦うために立場の違いを超えた協力・共同の輪が広がっていることへの危機感を抱いているのでしょうか。
橋下氏は負けたら市長も政治家もやめるのだと…もともと大阪市を解体するために市長になっただけの人。
もし、橋下氏側が勝ってしまえば、参院選に出馬して、憲法改悪の一翼を担っていく向きも??
明日の住民投票は決して大阪市民だけの問題ではなく、日本の平和と民主主義の前途にも影響する戦いになっているんだと、痛感しています。
「えっ、橋下さんは特別区が出来たら福祉に力が入るって言ってるけど違うの?」。
大阪市解体で国民健康保険料は年間一人につき、約23000円も値上がりすると試算されています。
介護保険料の減免制度もなくなってしまいます。
「『湾岸区』にされたら、区役所が南港まで遠のいてしまうのも困るわ…」。
大量に「大阪都構想」のCMが流されていますが、実際の市民の生活に影響が出ないどころか、深刻な暮らし破壊に繋がることがどこまで、知られているのでしょうか。
住民に是非を問うにしても、わずかな期間で真を問うことなどできるはずがないと思います。
しかし、期日前投票者数の多さにも現れているように、大阪市の皆さんの間での関心の高さは確かなものだと思います。
私もつながりを生かして、話をするようにしています。「(高齢の女性が)体の具合が悪いから、投票に行かんとこかと思ってたけど、話聞いたら、やっぱり大事やし、ヘルパーさんに助けてもろて、行くことにするわ」。
大阪市では、17日に「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行われます。
此花区のある一角で赤いごみ収集車を見つけました。
動画をアップしてみました(編集の仕方を間違えたため、お見苦しいかと思いますが…)。
「環境にやさしい天然ガス車」です。
乗員は3人体制で、2人の環境局職員がそれぞれの家庭一件一件ごとに、生ごみの袋を回収しています。
決められた曜日・時間帯にクリーンステーションまで持ち出す必要がないので、障がいを持つ人や高齢世帯にとっては有り難い方式ではないかと、素直に感動しました。
昔から行われていたそうです。
ただ、橋下市政は、ごみ収集業務を民営化する考えなので、もしそうなれば、このサービスそのものができなると聞きました。
少子化とはいえ、垂水区内でも、児童数が急増する見込みの学校もあります。
来年の4月に開校予定の「舞多聞小学校(仮称)」もその一つです。
垂水区北部の新しい住宅街である舞多聞地区はこどもの数が多く、学校の新設が急がれている地域です。
新設される近くの小学校に通わせたいと願う方が多いのは当然のことです。
現在の小学校区では、どうしても広く交通量の多い道路を越えて通学しなければなりません。
「うちの子は新設される小学校に行けるのですか?」との問い合わせが教育委員会によく寄せられています。
どこまでが新設校の校区になるのか、まだ何も決まっていません。
秋ごろに行われる「校区調整審議会」で決定されます。
この問題について、私は重大な関心をもっています。
「近くの学校に通わせたい」「交通安全上の不安のないところがいい」と言った願いに答えるべきです。
私も須磨水族園前での宣伝に加わりました。
晴天であったこともあってか、若い親子連れがとても多かったです。
垂水区からお越しの方も多かったようでした。「(私のことを)知っている」と声をかけられたりもしました。
今月中旬に安倍内閣が閣議決定と法案提出を狙う「戦争立法」に反対しましょうと訴えました。
署名にもたくさん応じていただきました。
普段とは違う若い人たちの反応の良さに地元の仲間の方々もたいへん驚いていました。
こどもの健康と健やかな成長、幸せを願う人たちと心が響き合う感じがしました。