「日本の未来と日本共産党を語るつどい」~田村智子副委員長を迎えて

    今日は、「日本の未来と日本共産党を語るつどい」という企画の日です。
    あいにくの天候でしたが。
    会場は須磨区名谷。
    須磨パティオの健康館内の大ホール。

    こんなに人がたくさん ヽ(^o^)丿!
    350人集まって、立ち見も!!


    神戸では珍しく、田村智子さん(日本共産党副委員長・参議院議員)に来ていただきました。

    演説会ではありません。
    「共産党はまともなこと言うけど、やっぱり、ちょっと抵抗あるなぁ」
    「名前がどうもなあ…」
    「国会議員が来るんか!」。

    選挙が終わって1か月余り。
    日本共産党がいま、どう考えているのか、これからどう頑張ろうとしているのか、正直に語り、疑問に答える企画でした。

    まず、地元の民主青年同盟の人が、自身の体験談と民青同盟の魅力や値打ちを紹介(あまり体調が万全ではなかったようでしたが、しっかりまとまった話でした)。

    堀内照文前衆議院議員からは、選挙戦を通じて得たかけがえのない出会いや経験、再び国会へ戻る強い決意が語られ、会場からは大きな拍手。

    ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

    「日本国憲法を真ん中にした、市民と野党との共闘こそが政治を変える力です。国民は数合わせの二大政党制を望んでいないことが選挙の結果で示されました。」

    「日本共産党は、単独で政治を変えようとは考えていません。『国民こそ主人公』の考えを根っこにもつ政党です。統一戦線で政治を変えることを綱領にしっかりと明記しています。」

    「共産党という党名に込められた意味は、私たちの正直な思いです。競争と大企業のもうけ最優先の政治で、無数の犠牲者を生み出すのではなく、資本主義の矛盾を乗り越えて新しい社会を、未来社会を見通し、国民とともにつくっていきます。」などと、田村智子副委員長。

    ◇その後の「質問コーナー」の時間では…
    「北朝鮮問題、不安です。韓国では本当に危険な状況になっていますが、大丈夫でしょうか?」
    「垂水では神戸掖済会病院の小児科が来年3月で閉鎖されることになろうとしており、若いお母さんたちが不安がっています。神戸市に働きかけていきます。同じようなことが全国でも起こっていると思いますが、国として、何かできることはないのでしょうか?」
    「私は灘区から来ました。これからの社会のことが不安です!」
    などと、田村さんに質問が。

    「軍事ではなく、話し合いによる解決以外に道はありません。”戦争になっても仕方がない”外交ではなく、戦争を避けるためには話し合いによる解決以外にはあり得ません」

    「医師不足は深刻です。現場の声にこたえた人員配置が必要です。診療報酬の引き下げはさらに追い打ちをかけてしまいます。社会保障の思い切った増額に急いで取り組みたい」。

    □    □    □
    会場からの真剣な質問や日頃の思いに明快に答えていただきました。

    「いい話だった!」
    「田村さんって、ハキハキした元気な方ですね」。

    これが、議席を減らした後の集まりか!?

    熱気に包まれ、あっという間の2時間でした(^^)

阪神水道企業団議会からの視察

    今日は、阪神水道企業団の施設を視察しました。
    他都市(西宮市、芦屋市、宝塚市)の担当議員も参加し、共産党からは山本純二議員といっしょでした。

    午前中は大阪市東淀川区の大道取水場。
    1963(昭和38)年7月から稼働しています。
    施設能力は1日916900立方メートル。

    淀川の水(原水)は油が含まれたりしています。

    写真は猪名川浄水場への導水ポンプです。
    取水口から流入した原水をポンプ圧送で猪名川浄水場へ送ります。

    写真は淡水魚のタナゴ。
    透明で、わかりにくいですが。
    毒劇物(農薬など)の流入を検知するため、水槽に飼われています。
    10匹のタナゴが異常時に暴れだします。
    そんなことはめったにないそうですが。
    施設を管理する職員は民間に委託していると。
    職員数は教えてもらえませでした(^^;)

    ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

    午後は尼崎浄水場へ。
    ここは、2001(平成13)年4月から稼働しています。
    ここで原水を浄水にします。
    中央管理室で施設全体を監視操作をしますが、そこの職員は企業団の職員ではなく、民間企業に委託しています。
    12時間2交替と聞きましたが…。
    浄水場からポンプ圧送で西宮、甲東ポンプ場へ送ります。
    施設能力は1日373000立方メートル。

    オゾン接触槽(発生器)3台が稼働し、飲める水にしていきます。
    24時間・365日稼働し続けています。
    こどもたちの施設見学でもよく紹介される機器です。

    出来上がった水をおいしくいただきました。
    それぞれの工程で、専門職員による管理(労働)と大規模で高性能な機器(生産財)を経由してわたしたちのところに水道水が届くのですね(^^)
    まさに、商品、労働生産物!

安倍政権が狙う介護保険の給付外し~神戸では

今日、母が入所している特別養護老人ホームへ面会に行ってきました。
特に変わりはなく良かったです。
職員の方々がとても親切で丁寧だと語っていました。
「介護」なんて、10年くらい前の私だったら、あまりピンとこなかったのですが、今となってはとても切実。
家族の介護、自分自身もやがて年を取る。
誰しも無関係ではいられません。

ところで、介護サービスが保険制度として(その前は措置制度だった)法制化されて20年(1997年に介護保険法が成立)になります。
2014年には、「要支援1,2」の人の在宅サービスが保険給付から外されました。
21日に、衆議院本会議で志位和夫委員長が、22日に参議院本会議で山下芳生副委員長が代表質問をし、暮らしと経済に対する安倍内閣の基本姿勢を厳しく告発しました。
財界の意向に沿った社会保障制度の「改革」によって、「要介護1,2」の人の在宅サービスが保険給付から外されることになります。
そうなれば、全国で約240万人の人に影響が出てくるそうです。
神戸市の保健福祉局に問い合わせて、市内の要介護認定者数を調べてみました。
10月29日現在で神戸市内に25520人の「要介護1,2」の人たちがおられます。
そのうち、垂水区には3701人がおられます。
安倍政権の思惑通りに事が進んでいけば、これだけの人たちが外されてしまいます。
すでに保険給付から外されている「要支援1,2」の人たちは、垂水区では昨年の5124人(2016年11月30日現在)から、5229人(2017年10月31日現在)に。
年々増えてきているのに…まさに「保険あって、介護なし」!
2019年に消費税を10%に増税するとしていますが。

高齢独り住まいの方への入居保証制度

「連帯保証、家財整理 業者に仲介」「高齢独り住まい 公社が保証制度」…
神戸市の外郭団体「神戸すまいまちづくり公社」が「こうべ賃貸住宅あんしん入居制度」の運用を開始した時、新聞紙上でも記事が掲載されました。
家財の片づけや安否確認、葬儀の実施、連帯保証といったサービスがあります。
後片付けのサービスは、よく利用されているそうです。
しかし私も時々、「身寄りがないので、連帯保証人になってくれる人がいない」という方からの生活相談を受けることがあります。
連帯保証について過去通算で164件の問い合わせがあったそうですが、このサービスを利用できた世帯は1件もでていません。
利用者負担が契約時一括払いで18万円。
生活に困窮している人にとって利用しにくいままにとどまっているのがとても残念です。

後援会で丹波・篠山へ

毎年恒例の垂水区日本共産党後援会が主催するバス旅行。
今年は、丹波・篠山方面。

出発する前、垂水漁港前で、冨士谷香恵子さん、戸田晃さん、今井市議といっしょに写真をパチリ(う~ん、僕に笑顔がない!いつもの悪いくせ…反省)!

布施畑ICから山陽道を経由して、丹波市内に到着。
「丹波竜化石工房 ちーたんの館」。
篠山層群から巨大な恐竜の化石が発見されました。
恐竜の時代は1億年くらい前。
人類の歴史は数百万年。
バス中では、地球と恐竜そして人類の誕生の流れを森原健一さん(兵庫県日本共産党後援会長)から少しの時間にわかりやすくお話。

次は慧日寺(えにちじ)。
室町時代に建立された丹波の臨済宗のお寺。

紅葉がとても綺麗でした。

丹波市内で昼食休憩。


弘浪山「高山寺」(こうろうさん こうさんじ) 紅葉満開の美しい光景!

少し季節外れでしたが…。


後は篠山を散策して買い物。黒豆尽くし!?
午後4時を過ぎると、もう薄暗く。
あっという間の1日。
今日は、晴天に恵まれて良かったです!

垂水区から小児科をもつ病院を減らしてはいけない

    神戸市立の3つの病院は、いざというときになくてはならない大切な医療機関です。
    ちょっと調べてみました。
    入院患者数(延べ)を。
    2016(平成28)年度で、中央市民病院は236932人 
    西市民病院は111797人 
    西神戸医療センターは148989人 
    3病院の合計は497718人(市外からの患者数を含む)にも上ります。

    それだけ多くの入院患者を受け入れてきているわけですね。

    小児科の入院患者数を調べてみました。
    中央市民病院は11292人 
    西市民病院は3595人 
    西神戸医療センターは7468人で、
    合計(延べ)22355人に(市外からの患者数を含む)。

    小児科で入院できる病院は数限られています。

    垂水区から3つの病院の小児病棟に入院した患者数は、
    中央市民病院932人 
    西市民病院195人 
    西神戸医療センター1186人で、
    合計(延べ)2313人(市外からの患者数を含む)。

    いまでもこれだけ多くのこどもたちに必要とされているのに、神戸掖済会病院の小児科が廃止されたら、たいへんです!