文教こども委員会から2泊3日間の管外視察。
初日(8月31日)は東京都・豊島区役所へ。
同区は日本創生会議から「消滅可能性都市」と言う指摘され、「国際アートカルチャー都市構想」を。
三宮のような大規模な開発と、人口増を図ることに相当力を入れているようで…。
近年、外国籍の方も含めて人口が増え続けています。
新しい区役所は11階から49階までを高層マンションに持つ(432戸)高層ビルです(共産党区議団は2012年に建設に反対する声明を出していました)。
区役所内には、若い世代の来庁者が目立ちました。
待機児童数も当然多いはずですが、新たに認可保育園をつくる計画はないようです。
新しい区役所は、もともと、以前に閉鎖した小学校と児童館があったところ。
子どもの数は増えているのだから新たに別の場所を使用してでも、新築する必要があるのではないかと思いました。
先日の会派の視察で、NPO法人がこどもの貧困問題に向き合った精力的な活動をしていたことと重ね合わせると、行政サイドの子育て施策の遅れが際立って見えます。
会派の視察で東京都に。
森本・大かわら・大前議員、事務局員の方と5人での一泊二日間。
26日は世田谷区役所にて。
①中学校給食
世田谷区は一部を除いて中学校の給食をセンター方式から自校方式を採用。
老朽公舎の改築に併せて実施方式を転換しています。
全校に栄養士を配置し、こどもの様子に鑑み、キメ細やかな献立を作れます。
もはや、東京23区では自校調理方式が当たり前になっています。
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②待機児解消策
同区は全国で待機児童数が最も多いとされています。
しかし、「保育園に入園できなかったために育児休業をしたケース」も待機児童数にカウントしており、そこが神戸市ほか他都市と違うところです。
小規模保育園の整備も進めていますが、主眼は認可あるいは認証保育園の整備が中心。連携施設をしっかりと確保することを先行させているようです。
ただ本当に保育の質を下げないために必要なことは、公立を含む保育所整備ではないでしょうか。
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③27日は豊島区に。こどもの貧困問題は切実で、対策が本当に必要です。
NPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が、こどもたちへの学習支援や遊び場、交流できる場を提供する精力的な活動をしています。
保育園に入れないこども、不登校のこども、塾にいけないこども、家庭の愛情が特に必要になっているこども…公園や区民広場、お寺などを活用し、プレーパーク、「夜の児童館」や「子ども食堂」を運営。地域の人たちや大学生などの力が支えになっているようです。
こどもたちの居場所として、また保護者同士など地域のふれあいの場として機能し、たいへん喜ばれているとお聞きしました。
※(写真)池袋本町公園では、プレーパークとしてたくさんのこどもたちが支援員の方々が見守るなかで、楽しく遊んでいます。
今夏の暑さはあまりにも異常!
あちこちで熱中症による救急搬送が生じているようだ。
普段はクーラーをつけない人、またクーラーそのものが嫌いな人でも、この暑さの中で、リモコンスイッチをONにせざるを得ない状況に追い込まれる。
一昨年の夏だったか、垂水区内の文化住宅で2人の方が熱中症死する衝撃的な事件がニュース報道された。
ともに50歳代で、近所づきあいがほとんどなく、生活にかなり困窮されていた家庭のようだった。
まだ「やばい」と感じて、自分で119に電話するか、近所や友人などの助けを借りれる人は助かることができる。
しかし、そんなつながりのない家庭は…。
これは深刻な社会問題の一つだ。
地域レベルでの見守り・助け合いの努力はある。
しかしそれでも乗り越えられない壁がある。
議員としても、また市民レベルでも行政に提案型で知恵、アイデアを出していかないといけないと思う。
それにしても、生活保護世帯でクーラーを購入できないならば、がまんしろというのか!?
人間らしく生きる権利と水準に照らせば、これ以上の切り捨てが許されるはずがない!!!
垂水区役所1階のロビーで「平和のための戦争展」が開催されています。広島・長崎の原爆写真はもちろん、「戦争法案」を考える展示内容です。
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今夜、垂水区日本共産党生活相談所の相談所スタッフの慰労会をしました。
当事務所は1990年代から続いています。
毛利りん元県会議員から、開設当初の貴重な資料を見せていただきました。
「グラフこんにちは」(1997年4月号。今は発行されていません)です。
毛利りん県議・森原健一市議・本岡節子市議(当時)による「3人トリオ」の事務所として運営されていた頃の記事です。
「なんでも力になってくれる」。
何しろ立地条件が良い。
ずっと、スタッフの同志の方々が献身的に生活相談活動と事務所運営を来られました。
弁護士による無料法律相談も好評です。
垂水区の共産党の窓口として当時から期待と注目を集めてきました。