夢工房事件に関連して

  • 芦屋市の社会福祉法人「夢工房」の理事長らによる運営費の不正流用が、少なくとも1億4000万円に上ることが判明しました。理事長など一族によって、指摘に使われていた疑いが濃厚で、、兵庫県が法人内に設置した「第三者委員会」が調査報告書を発表しました。神戸市でも東灘区に、幼保連携型認定こども園とその分園があります。運営費の原資は、保育料や国・自治体からの補助金が主ですから、保護者やこども、職員にとって大きな被害であり、許されない事件です。私は、20日の神戸市会・文教こども委員会で、神戸市としての対応と経過を質問しました。「第三者委員会」での調査だけでは、全体を網羅しないので、関係する全国の自治体が、監査に入っています。神戸市も10月13日に実地監査を行いました。全容の解明はこれからですが、使途不明金があることが判明していると、答弁で明らかに。私は、「今後、しっかりチェックしていただき、報告をお願いしたい」と述べました。

  • バス停にベンチがつきました\(^^)/


      「ベンチがあれば、助かります」。
      地域の方々からの要望を受けて、ようやく、設置が実現しました。
      山陽バス・「霞ヶ丘5丁目」というバス停留所のベンチです。
      地域の後援会の皆さんといっしょに、事務所を訪ねて要望しました。
      その後も私から何度も働きかけをしました。
      幅員がとても狭い歩道上ですが、ご近所の方からの了解を受けての設置実現です。

    決算特別委員会での質疑項目

      決算特別委員会では私は企画調整局と市民参画推進局の2局の質疑を担当しました。局審査の質問項目です。
      9月29日(木) 企画調整局審査
      ・中央市民病院と先端医療センター病院との統合について
      ・企業誘致について
      ・「子育て施策に関する有識者会議」について
      ◇       ◇       ◇
      10月6日(木) 市民参画推進局審査
      ・神戸における戦災資料・史跡の有効活用策について
      ・DV対策について
      ・葺合文化センターについて
      ・区役所職員の在り方について
      ・中央区役所と勤労会館の移転について
      …内容は、追ってご報告します。

    9月議会が始まっています

      9月16日から定例市会がスタートしました。月曜日は決算に対する各会派からの代表質疑。わが日本共産党市会議員団は「第2党」なので、自民党議員団の次におこないます。10月末までの間に12人全員がさまざまな部局に対して質疑をします。私は9月29日に企画調整局に対し、10月6日に市民参画推進局に対しておこないます。市会開会から今日までにも、本会議場で議案質疑を、文教こども委員会で質疑をしました。何を質問したのか、とりあえず項目だけでも…
      <議案質疑─9月16日>
      ・東灘区役所の総合窓口設置について
      ・保育所と認定こども園における朝・夕の時間帯に、保育士資格のない職員を”保育の人員確保のため”に配置することを認める条例改正案について
      <文教こども委員会─9月20日>
      ・中学校給食の再開に関わっての市民からの陳情の審査
      ・市立木津幼稚園の保護者から提出された陳情の審査
      ・保育関係の団体の方から提出された待機児童問題にかかわる陳情の審査
      ・平成27年度補正予算案
      などです。

    垂水・社保協の総会に出席

    垂水・社会保障をよくする協議会の総会に出席しました。
    学習会では西山裕康医師(兵庫県保健医療協会理事長)が講演。
    安倍政権の下で、医療と介護の制度がたいへん深刻な状況に陥っていることを豊富な資料に基づいて、たいへんわかりやすく解説していただきました。

    会場には、要介護認定を受けているお母さんといっしょに生活している家族の方や福祉用具のレンタル・販売を取り扱って働いている方、現職の勤務医、年金生活者、介護事業所で働いている方…さまざまな人たちが来られ、積極的に発言。
    それぞれのみなさんから医療や介護に対する問題意識を聴くことが出来、とてもいい勉強になりました。私も発言しました。
    参議院選挙後、初の国会で論戦が繰り広げられます。
    市民・国民の運動が政治を動かし、野党共闘が進んできました。
    運動の基本は、連帯と学習です。
    季節的には段々と涼しくなってきましたが、政治はこれから再び、熱くなることでしょう!

    文教こども委員会からの視察②

    31日。
    午前中は愛知県庁。

    (写真;愛知県庁の玄関から。左は私といっしょに参加した大前まさひろ市議です)
    ◇     ◇     ◇
    教職員の多忙化対策について、愛知県は今年2月に策定した教育ビジョンに基づいて、教員の多忙化対策プロジェクトチームを設置し、公開の場で議論をしています。
    教員は教育の専門家として、こどもの生きづらさや悩みを受けとめながら、こどもの人間的な成長や学力の形成を支えることに力を尽くすという大切な役割を担っています。しかし、実際には作成や報告書の提出、会議等の打ち合わせ、部活動の指導などで多忙を極め、「気になるこどもとじっくり話し、向き合う時間がない」「こどもを引き付ける授業をしたくても教材研究の時間が取れない」状況です。
    しかも驚くべきことに、超過勤務時間が80時間を超え、1か月間ほとんど休んでいない教員が多いのです。
    私も先日、全教神戸を訪ねた際に、リアルな実態を改めてお聞きしたばかりでした。
    愛知では、在校時間の実態の「見える化」を図るようです。
    私は「実態の把握は正確にしなければならない。管理職からの圧力によって実際よりも少ない勤務時間数で自主申告することがまかり通らないようにするべきではないでしょうか」と質問しました。
    愛知県の担当者の方からは、「おっしゃる通りだと思います」「実態をねじ曲げると管理者自身も結局責められる、という意見も出ました」などと答弁が返ってきました。
    と同時に、教員の数を増やすことをためらってはならないと思います。
    他、「あいちすぽーつコミッション」(スポーツを通して地域活性化につなげる取組を推進する組織)についての説明を受けました。
    午後からは、名古屋市科学館を視察しました。
    直営で運営し、企画や展示に工夫を凝らして、こどもたち、科学に興味を持つ人達から歓ばれ、県内を中心にたくさんの来館者が訪れています。
    ◇     ◇     ◇
    参考になる資料をいただき、日頃からこどもと教育に関わる関心事を深めることが出来ました。充実した実施視察になったと思います。